友達に勧められるがまま訪れた、旭川にある【雪の美術館】中世ヨーロッパのお城のような外観です。

雪の美術館はヨーロッパのビザンチン様式を用いて1991年5月に建築されたそうです。ドームやアーチといった曲線を多用した外観が優雅な印象です。（とりあえず、積もりに積もった雪を蹴散らしたい衝動が抑えられなかった私。傘をブンブン振り回します。周りに人はいません。）

旭川市の高台にあり、大雪山と市内を一望できる眺めと四季の風景に調和した佇まいが、とてもステキでした。

季節を変えて訪れてみるのも楽しみの一つになりそうな風景の中にありました。

入館します。

雪の結晶が刻まれた窓ガラス。

【螺旋階段】六角形の螺旋階段を降りながら中世ヨーロッパの世界へ…

【氷の回廊】の入り口。

ダイナミックで繊細な造形美

氷は特殊な形状のノズルで地下水を霧吹き状にして凍らせて作ります。高さ6m・幅62mの大きな氷柱や少しずつ姿を変える氷の造形を一年を通して鑑賞できるんだそう。

雪の美術館入口から徐々に室温を下げる工夫で、真夏でも冬の寒さを視覚と温度で体感。

まるでおとぎの世界に舞い降りたよう美しさ【スノークリスタルミュージアム】

顕微鏡撮影した雪の結晶約200枚を、天井から壁一面ステンドグラス状に展示しています。気温が下がれば下がるほどに、六角形の氷の枝は美しく華ひらき、無限大に変化するその姿にはひとつとして同じ形の物はありません。

自然が創り出した「芸術作品」。幻想的な光に包まれた空間。本当に素敵でした！

映像やパネル展示から雪の結晶に関する一通りの知識を学ぶことができます。

結婚式やコンサート、数多くのストーリーを見守ってきたメインフロア【音楽堂】

コンセプトは「野外音楽堂」大空の下、春浅い残雪の丘に雪解け水がせせらぎを奏でる光景をイメージしてデザインされ、中央舞台の周囲には実際に水が流れています。200席の木製のイスは背もたれや座面に優佳良織を施したオリジナルの旭川家具です。文化・芸術・交流の場としてコンサートや講演会、挙式等に使わてています。

気に入ったドレスを着て館内で記念撮影ができる【お姫様体験】、キラキラと白く優美に輝く雪の美術館で、1日1組限定の【オリジナルウェディング】。シェフが腕をふるうフルコース料理や、各種テイストを取り揃えたドレスなど、本格的なウエディング対応が可能。スペースの貸し出しなども行っているそうなので、ご興味のある方はぜひ♡