伝統的な町並みがステキな♡いつか泊まってみたい【北村韓屋村】

高速ターミナル駅直結の【No Brand】と【ARTBOX】で買い物を済ませ、地下鉄でホテルの会賢駅に戻ります。ホテル近くの食堂で、ちょっと遅めのランチをとりながら、この日、福岡からソウル入りし、合流する友達を待ちました。ちなみに私は「キムチチゲ(7000w)」友達は「ビビンバ」を注文。店頭にあったポスターの海鮮系の鍋が美味しそうだったので、このお店に入店したのですが、「あれが食べたい!」と指を差したら「あれは無いんだ」と。何でーーと思いつつ、頼んだキムチチゲは、ちょっと苦手な酸っぱい系のキムチで、残念な気持ちになりました。

昼食を済ませた後、近くでタクシーをつかまえて向かったのは【北村韓屋村】ハングルも全く出来ない私たち、運転手さんには地図を見せて「ここに行きたい!」と伝えました。ボラれるといけないので、メーターが動いているかのチェックだけは、怠らず。【ティーマークグランドホテル明洞】から【北村韓屋村】まで、だいたい6000wくらいでした。細かく言えば、タクシーの運転手さんに「どこら辺で降ろせばいいか」と聞かれたのですが、パッと答えられず(苦笑)なんとなく適当に降ろしてもらいました。

タクシーを降りてから、それでも最初は地図を見て、歩いてみたのですが、行きたい道が見つからず、そこら辺にいたガイドさんに聞いて、そこらしい入口を見つけ、階段を登っていくと、

どんどん視界が開け、

一息。けっこう日差しが暑く、帽子持ってくれば良かった~と、ちょっと後悔。

北村(プクチョン)は、世界遺産『昌徳宮』と『景福宮』の間にある街並みのことで、韓屋と呼ばれる伝統的な作りの民家が多く残る場所。

もともとこの地域は、二つの宮殿の間にあると言う理由から、朝鮮王国時代は高級官僚の住居街だったそうです。

坂ばかりの狭い路地には、1392年から1910年までの朝鮮時代末に建てられた伝統韓屋から、最近建てられた真新しい韓屋まで、様々な時代の韓屋がぎっしりと並んでいます。

確かに素敵な建物がいっぱい。でも、この観光客の多さ、どうにかならないのかしら~と、うんざりするほどでした。

韓服、チマチョゴリ?は、とてもかわいいのですが、皆、写真を撮るのに夢中で、陣取って、居座り続けられると、サーっとその場を通り過ぎてしまいたい気持になってしまいます。素敵な場所なのに勿体ない。

ここは早めの午前中に訪れるのが正解だったかもしれません。

今も残る韓屋のほとんどは民家で、各家人がそれぞれの責任で伝統の街並みを保持しています。

これは2000年代に入ってから、北村を保存し伝統的な街並みを守ろうという運動がおこり、それに賛同した住民による独自の取り組みで保持されているのだそうです。

沖縄の竹富島を思い出しました。昔ながらの町並みを保持する島。規模は違うけれど、その素敵さや大変さ、観光客が押し寄せることでの問題なども見聞きしました。そして私は、日帰りで十分(観光できる)と言われる竹富島に泊まることが大好きでした。観光客が、少なく(全くいなく)なった静かな町並みをお散歩するのが。そんなことを考えていたら、いつかこの【北村韓屋村】にも泊まってみたいなぁと思い始めました。

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