イエローナイフでオーロラを☆

一生に一度は絶対に見たいと思っていたオーロラ。11年周期でよく見れる時期が巡ってくる、という話を知った時から、次にやってくる周期のその時には、絶対に行く!と心に決め、実現に至りました。行く先は、色々と調べた結果、見れる確率が断然に高いイエローナイフ(遭遇率3日間で95%)に決めました。ツアーは6日間くらいで、オーロラ観測日が3日間あるのが通常でしたが、最初から3日間の延泊を決め、オーロラ観測日はプラス3日間で、合計6日間、6回のチャンスを作りました。せっかく行くのだから、絶対に絶対に凄いやつ(←レベル5・ブレイクアップ!!)が見たい。

【オーロラレベル】オーロラビレッジが独自に判定しているレベルを参考にしました。
レベル1 雲に覆われオーロラが出現していない又はオーロラが薄く肉眼で見えない。
レベル2 薄く白い雲の様なオーロラ。動きのないオーロラだが肉眼で見える。
レベル3 誰が見てもオーロラと分かるが動きのないオーロラ。
レベル4 明るく鮮明な動きのあるオーロラが見える。カーテン状のオーロラが見える。
レベル5 真上で動きの活発なオーロラが見える。ピンクの光が肉眼で見えオーロラ爆発が発生する。(ブレイクアップ)

【オーロラについて】オーロラは地球の磁極近くの高層大気に突入する太陽からの微粒子(太陽風)が飽和されることによって生じる現象で、約100km~500km上空に出現するものです。 太陽から吹いている太陽風が地球磁場に捉えられ、磁力線に沿って極地方に降り注ぎ、高層大気にある原子や分子に猛スピードで衝突する際に作り出される光が、自然界の中で最も美しい現象の一つであるオーロラです。

【周期について】オーロラの発生頻度や光の強さは太陽の黒点の活動が大きく影響していることがわかっており、黒点数が多くなれば太陽の表面で爆発が頻繁に起こり、烈しい太陽風が吹き出し、より多くのオーロラの発生を促します。 黒点はおよそ11年の周期で多発し、2000年~2001年にピークを迎えました。前後、2~3年はオーロラ鑑賞のチャンスが大きいと期待されていますが、この周期から外れていてもオーロラは毎年現れます。ちなみに私が訪れたのは2011年。オーロラビレッジのガイドさんの話では、ピークの時は、オーロラが観測出来るとされるオーロラベルトの幅が広がる(広範囲で観測できる)とのこと。オーロラベルトの真下にあるイエローナイフは、いつでも見れると。ピークの時は、いつもは見れない地域、オーロラベルトの外枠付近の地域でも観測できる、ということ?と解釈したのですが、合ってるのかしら?(笑)

バンクーバーからイエローナイフへ

到着。

空港では白熊とアザラシがお出迎え。

ホテルで一息ついた後、さっそく一日目のオーロラに会いに行く♪

いいカメラ持っていない私は、オーロラ写真は最初から諦めモード、今回は(←笑)心に焼き付ける派と決めていました。だけど、記念に、少しだけでもいいから私のコンパクトデジカメに写ってくれないかしら・・・と設定を少し変えてチャレンジしたところ、想像以上の出来栄えに、友達と二人、大興奮でした。

撮るたびに少しずつコツをつかみ上手くなっていきます。とは言っても、所詮、こんな感じでしたけど、記念ですから。

タイマーを使って。15秒間静止。真っ暗でよくわからないので、カメラの位置(向き)は適当。

最後に、よく動く凄いのが見れました。レベル3くらいだったかしら?

翌日。ホテルの窓から見えた花火。お祭り?・・・結局、何だったのかわかりませんでした。

2日目の夜。薄雲があって、待てども待てども、面白いオーロラは現れてくれません。待ち時間は、カナダ先住民のテント「ティーピー」で過ごします。 冬は氷点下30度にもなるイエローナイフ。ティーピー内には暖炉と温かいドリンクを用意されていたのですが、それでも、寒いに間違いはありませんでした。

ずっと、ティーピー内にいても面白くないので、オーロラビレッジ内を散策したり、

食堂でゆっくり夜食を食べて過ごしました。この日の夜食はバッファロースープでした。

この日、私たちは小さくておとなしいオーロラしか見ることができませんでした。しかし、私たちが帰った深夜にいいのが現れたそうです。その時間まで残るには延長料金が必要です。そして残ったところで絶対いいのが見れるかどうかはわかりません。

三日目。軽く朝食を済ませ、町から歩いて20~30分の【パイロットモニュメント】を目指しました。何かが道路を横切る。

雷鳥!

何か食べてる。

可愛い。。。

白い毛で覆われた足が可愛い。。。

お店の前に、沢山の餌がまかれていたので、おびき寄せられていたのでしょう。

こちらは帰り道の道路脇に見つけた雷鳥。雪と同化して、雪だるまのような丸みが可愛い雷鳥♡

低い枝に登って、

木の芽らしきものを食べているように見えました。

まつげが凍るくらい寒い日でした。

まつげの上にどんどん盛られていく氷。くっついてしまうんじゃないかと思われるほどだった。

夕方の気温はマイナス30度でした。

その日の夜。ティーピーの後ろ側にオーロラが現れていた。

デジカメのタイマーをセットして。お気に入りの一枚。

段々上手く撮れるようになってきた気がする。

静止した状態で15秒、数えます。

ちょっと形が変わってきました。

夜食を食べる食堂には毎日このような看板がありました。いいオーロラが現れてくれることを願って延長を決めました。

待ったかいあって、最初は線のようだった小さなオーロラが、徐々に徐々に広がって空一面を埋め尽くす様子を見ることができました。

当時、この時のオーロラを動画に収めていた方がいて(←偶然、その方のブログで見つけた)、その時の興奮を何度でもその動画で楽しむことができたのですが、ヤフーブログが終了してしまい、もう見ることができません(泣)

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