乙女の涙が凍ってた【フレペの滝】in 知床

知床自然センター【フレペの滝】は、高さ約100mの切り立った断崖の途中から山々から流れてきた地下水が染み出し、海へと直接流れ落ちる滝です。年間を通して水量が少なく、しとしとと流れ落ちる様子から別名乙女の涙とも呼ばれています。

知床自然センターからフレペの滝の展望台までは片道約20分(約1km)の遊歩道が続いています。

前半は開拓時代の名残が残る森を通ります。やや坂道が続くため、木々の様子を楽しみながら自分のペースで歩くのがオススメです。

やがて断崖に近づいてくると、入り江の強風により木々の成長が妨げられた草原に出ます。

フレペの滝まであと500m。

もちろん寄り道しながら(雪跡)

後ろを振り返りながら(羅臼岳)

進みます(深さの確認)

かわいいお尻発見♪立派な角も見えてきた。風のない日は草を食むエゾシカの群れがよく見られる場所だそうです。

チカポイ岬に設置された展望台からは滝の流れ落ちる広大なオホーツク海が目の前に臨め、また背後には半島を成す知床連山が見渡せます。知床半島らしい壮大な景観と様々な自然環境(森・草原・断崖など)を同時に感じることができます。
・・・チカポイ岬って何?って感じなのですが、森・草原・断崖は全て満喫することができました。

灯台と野生エゾシカの群

一匹エゾシカ。

コラボコラボ

やっと到着。フレペの滝。

乙女の涙(フレペ滝の通称)が凍ってた。

遠くに流氷の筋が見えた。

岩。

小さくエゾシカ

もっと近くへ

ペロリ

かゆいのかしら?

近すぎた。

私、忙しいんですけど。(食べるのに)

じ~~~

にしても、流氷

遠いなぁ

もっと近くに見たかったのですが、

この子たちに会えたから、

良かったことにしましょうか。

動物園ではありません。野生ですよコレ、野生のエゾシカ軍団。

突然、一斉に同じ方向を見るエゾシカたち。ちょっと怖いんですけど、何かそちらにいらっしゃるのでしょうか?乏しい私に想像できるのは、クマさんしかいません。

えっ何?

その隙に?ツーショットに持ち込む。やっぱこの角、カッコいいわー

この旅で一番気に入った写真。

影の写真もよく撮ります。

エゾシカの落とし物。

帰ります。

名残惜しい気持ちもありますが・・・

前を向く。

ちょっとくらいはよそ見もいいでしょう。

水色の青空。

芽?

フレペの滝から知床自然センターに戻ってきました。

冬【フレペの滝】のご案内:知床は一年で最も寒い季節を迎えます。多くの観光地はアクセスができなくなりますが、フレペの滝への遊歩道は冬季も歩くスキー・スノーシューコースとして整備されています。水量の少ないフレペの滝は寒風に巻き上げられながらゆっくりと凍りついていきます。例年1月下旬には流氷がフレペの滝の断崖のすぐ下までびっしりと押し寄せ、波の音が聞こえなくなります。遊歩道周辺はエゾシカの越冬地となるため、風のない天気の良い日は草原部で雪の下の草を掘り返して食べている様子もよく見られます。葉を落とした遊歩道沿いの林では野鳥や小動物が観察しやすい季節です。特に早春に繁殖期を迎えるエゾモモンガは、お客様をはじめ、自然センタースタッフも足繁く通ってしまうほどの森の人気者です。

知床自然センターでは、長靴・スノーシュー・ポール・双眼鏡などのレンタルサービスを行っています。一日各500円!安すぎです。私もお世話になりました。あと、クマ情報もこちらで確認していました。この時は、3月だったから、クマは冬眠中と安心して出掛けたのに、今年は早くに目覚めちゃったクマさんがいるらしい、と聞き、ヒヤヒヤしながらの散策でした。

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