ソウルの世界遺産【宗廟(チョンミョ)】②
世界遺産【宗廟】を観覧中。ガイドは無く自由観覧日だったので、受付でもらった日本語のパンフレットを、なんとなく頼りに、なんとなく歩いています。
頼りは、写真が撮りたいか、そうでもないか、あと、いちおは全て目を通しておきたい気持ちで動いてる私たち。
しまいには、ここが「正殿」か「永寧殿」かなのかも、あやふやに。。。
今、惹かれているのは、この壁の風景
建物の、後ろの空間・風景が気に入って、しばらくこの場を動こうとしません。
守り神の「龍」が見えた♪
ここは、どこに続く道かしら?
公園のような。。
たぶんこの門の先は「御楽室(オスッシル)」
宗廟の正殿東南側に位置する御楽室は、王が祭礼を行う前に斎戒沐浴して衣服を清め、世子とともに祭祀を行う準備をしていた場所。
斎宮(チェグン)、または御斎室(オジェシル)ともいいます。
王をはじめとする祭官は、祭祀を行う7日前から飲酒歌舞が禁じられ、弔問も行かず、死刑の執行や宣告もせず、また夫婦が床を共にしなかったそうです。
そして祭祀の3日前からは毎日沐浴をし、祭祀の前日にここ御楽室に来ることになっていたそうです。
塀で囲まれた御楽室の区域内には、北側に御斎室(オジェシル)、東側に世子斎室(セジャジェシル)、西側に御沐浴聴(オモッヨッチョン)があり、祭礼時に王と世子は御楽室の正門を入り、斎戒沐浴後に祭礼服に着替え、西門を出て正殿の東門をくぐって祭礼を行いました。
御楽室は、正殿の規模が大きくなるたびに東のほうへ、東のほうへと移動して建てられたそうです
誰かしら?
後ろより。
腰かけて、休憩中の友達。
どこで撮った写真かしら?
課外学習中の小学生たち。
「望廟楼(マンミョル)」祭祀を行うときに王が休息をとる場所。
望廟楼の特徴は、建物の西側1間が高床の板の間になっていることと、宗廟の建築物のなかで唯一「八作屋根(軒の四隅が上に持ち上がっている韓国式の屋根)」形態となっているところだそう。
案内看板が、あちこちに設置されています。もちろん日本語も。
「三道」と通って、
預けていた荷物をロッカーから取り出し、門を出ました。
以上、世界遺産【宗廟】でした。