【おがさわら丸】で東洋のガラパゴス♡小笠原諸島へ
2011年6月、ちょうど小笠原諸島が世界遺産になったその時、小笠原を旅していました。海好きな私が訪れてみたいと思うの必然で、それ以上に夢を膨らませ、いつからか住んで宿をやってみたい、と思い始めた小笠原。それならまずはリゾートバイトにでも行って、小笠原を知り、様子を伺い、あわよくばコネを作りたい!と、意気込んで仕事を探し、母島の仕事が内定、出発の日まで決まっていたのですが、何故か直前になって「住居が見つからないので、今回の仕事のお話は無かったことにして欲しい」と突然の電話。時間が経てば(縁が無かったんだなぁ)と思えたものの当時は納得できないまま、でも新たにコレ!という仕事も見つからず、だったらとりあえず遊びに行くか♪ということで、どうせ行くなら2航海がいい!と旅の計画を立てたのでした。
東洋のガラパゴスとも言われる小笠原は日本で唯一の海洋島(←大陸と接したことがなく、火山活動で海の底から突如現れた島のこと。ガラパゴス島などがその代表格)固有種が多く、珍しい動植物の宝庫という特徴があり、また多くの絶滅危惧種を自然界に保有する島でもあります。それらが評価され、2011年に屋久島、知床、白神山地に次日本で4番目の世界自然遺産に登録されたそうです。
小笠原諸島(父島・母島)には空港がなく、片道24時間かかる船でしか行くことができません。だからこそ美しい自然や、見たことのない動植物が残っているのかもしれません。ほぼ週1便の定期船「おがさわら丸」が東京竹芝桟橋から出航しています。公式サイト:【小笠原海運】
おがさわら丸が発着する竹芝桟橋へはゆりかもめ「竹芝駅」から徒歩約1分。他にも最寄り駅がありますのでご確認下さい。その竹芝桟橋で乗船を待ちます。愛想を振り撒いていた緑色の丸いぬいぐるみは母島の固有種【ハハジマメグロ】でした。
乗船時は曇り空、夜は少し揺れがあるような気もしましたが、地元の人に言わせれば「あれくらいは揺れてるうちに入らない」ですって。目が覚めると青空!カツオドリが飛んでいました。
いい青だ。
でっかいカメラで狙っているのは、
こちらですか?
島影が見えました。名前は覚えないです。。。
操舵室見学にも参加しました。(※2013年8月現在、船内見学は中止となっているそうです)
いい眺め。
19時頃の夕日の時間を楽しみにしていましたが、どんより空で見えなかったのは残念でした。夕飯はレストランで一人、中華丼を食べました。翌朝、デッキに出ると、とても蒸し暑く、いい青空。人気のラウンジの席が空いていたので、そこで簡単な朝食をとりました。10時過ぎ、クジラが出た!と放送が入り、走って現場へかけつけると、少しだけ見ることが出来ました♪
父島が近づいて来た。
竹芝から24時間の船旅。もうすぐ父島に入港です。デッキには沢山の人が出てきていました。
並行していた船。
11時過ぎ、父島入港。
ははじま丸も停まっていました。
何日後かにはこの船に乗って母島へも渡る予定です。
着岸を待つ。
金属製の太鼓演奏で歓迎。
父島での宿は【小笠原ユースホステル】ヘルパーさんに案内されながら、ゾロゾロと宿へ向かいました。