エイボン川でパンティングも楽しめる【ハグレー公園】in クライストチャーチ

2013年の1月半ば~2月頭まで25日間のニュージーランド旅へ行って来ました。メインだった世界で一番美しい散歩道【ミルフォードトラック】をはじめ、テカポ・マウントクック・氷河・森・島などニュージーランドの自然大満喫の記録写真です。何かの参考になれば嬉しいです。

【1日目】夕方、成田発。 
【2日目】南島・クライストチャーチ着。

最初に訪れたのは、クライストチャーチ市内中心部にある面積165メートルの広大な公園【ハグレー公園】です。北側と南側と2つに分かれていて、北にはエイボン川、南側にはスポーツ施設や植物園・小さなゴルフ場もあり散歩やジョギングをしている人がたくさんいました。カヤックや自転車はハグレー公園内のショップでレンタル可能です。

ゆったりと流れるエイボン川で楽しめるイギリス式の舟遊び【パンティング】は、パントと呼ばれる平底船に乗り込むと伝統的なコスチュームを身にまとった船頭さんが長い棒を竿にして漕いでくれ、およそ30分間、優雅な川下りを満喫できます。景色を眺めながらのんびり過ごすほか、ピクニックバスケットを持って船上で軽食をいただくのもおすすめだそう。

2011年2月22日に発生したカンタベリー地震により、この時も市内中心部は「RED ZONE」として閉鎖されていました。

この旅の2年前の出来事でした。

ハグレー公園のエイボン川にあるアーチ型の石橋【追憶の橋】第二次世界大戦の際、出征する兵士たちがこの橋からエイボン川を眺めていたことからその名がつきました。追憶の橋の周りにはパブやオシャレなカフェがあり、オープンテラスから追憶の橋を眺めながらゆっくりすることもできます。夜はライトアップされるので、また違った雰囲気の追憶の橋を眺めることができます。

魚を捕獲中のカモ?かしら?

のどかな風景

カフェ

ハグレー公園の隣にあり、地震の被害を免れた【カンタベリー博物館】正面はネオ・ゴシック様式ですが、横に回ると壁に巨大な絵が描かれています。

入館は無料ですが展示物の内容はとても充実していて、ニュージーランドの歴史にまつわるものや南極探検の展示、絶滅した巨大な鳥モアの骨、壁一面が貝で飾られた家など、カンタベリー地方に関するものを中心にありとあらゆるものが展示されており、子供から大人まで楽しめます。

この日は確か日曜日で、散歩やジョギングを楽しむ人々、ピクニックの家族連れなどの姿が多かった。

大道芸人もいました。

ローカルな雰囲気が楽しかったです。

園内にある【クライストチャーチ植物園】

ここはバラ園。

四季折々の花々を鑑賞できます。これはダリアかしら?

毎年10月頃に見ごろを迎える桜並木もあり、ニュージーランドでお花見もできます。

ゾウの足みたいな幹だった。

↓これはニュージーランドで【コル Koru】と呼ばれる、シダの新芽をデザイン化したものです。

【コル】を最初にデザインとして用いたのは、先住民族のマオリ族。彼らにとって、シダというのは生きるために欠かせない大切な植物でした。数百あるシダの種類を正確に把握し、あるシダは根をすりつぶしてこれを主食としたし、大きな木性シダの新芽は大切な食として、葉や幹は建物の素材として、余すところなくシダを使ってきました。マオリ族にとって木性シダの芽吹きは一族の繁栄を保障してくれる大切なシンボルとなり、いつからか、その新芽=コルはマオリ族にとって「成長」「平和」「新たな力」のような意味合いをもって使われるようになったんだそう。