熱海芸妓【湯めまちをどり華の舞】鑑賞と【起雲閣】

三日目:熱海芸妓【湯めまちをどり華の舞】鑑賞と【起雲閣

踊り好きな祖母の為に、三日目に用意したプランは、熱海の代表文化である「熱海芸妓」の普段はなかなか見ることのできないプロの踊りを鑑賞することです。地方(三味線等の演奏)・立ち方(踊り)の息の合った公演。芸者の踊りを見た後は、芸者との会話や、記念写真撮影も楽しめます。

開演/毎週土日 11:00~1回(約30分)※臨時休演あり
料金/一人1,500円(芸妓踊り・顔見せ・お菓子お茶付)
問合せ・予約/芸妓見番0557-81-3575
会場/熱海芸妓見番歌舞練場(中央町17-13・初川沿い)
交通/熱海駅より紅葉ヶ丘方面行きバス利用約10分→清水町下車すぐ

 

その後、熱海駅より循環バスにて10分。1919年(大正8年)に別荘として築かれ「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸が基となる起雲閣へ。1947年(昭和22年)に旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿として数多くの宿泊客を迎え、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など、日本を代表する文豪たちにも愛されてきました。今は熱海市の文化財として一般公開されています。市街地とは思えない緑豊かな庭園。日本家屋の美しさをとどめる本館(和館)と離れ。日本、中国、欧州などの装飾や様式を融合させた独特の雰囲気を持つ洋館。優美な気品を醸し出すこれらの施設は、歴史的・文化的遺産として未来に継承されます。何故か芸者さんに遭遇。ここでも一緒に写真を撮らせてもらいました。祖母との最後の旅は、こんな感じで締めくくりました。祖母はもともとは自分で踊ることも大好きな人でした。夏は、地域の盆踊りで踊ることに忙しく、母が子どもだった頃は、子どもそっちのけで盆踊り会場を掛け持ちして周り、祖父に「おまえは母親のくせに、子どもをほったらかして何やってるんだ!」と怒られていたそうです(笑) ほったらかしにされた母は、おかげで(?)自分で浴衣を着れるようになったと言っています(笑)

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