野崎島の植物と動物
野崎島自然学塾村を出て野崎港へ向かいます。朝の野首海岸。
雲が多めな水色の空。野崎島の植物『森林の多くが天然林で、イスノキ、スダジイ、ヤブツバキ等の樹木等で成り立っています。北部にある沖ノ神嶋神社周辺には原生林が残っています。東岸に位置する野崎集落跡にはアコウが自生し、気根と呼ばれる根を枝から垂らしています。野崎島中央部、旧野首集落の野首海岸周辺にはハマゴウが繁茂しています。夏に青紫色の花をつけ、独特の香りを放ちます。』↓そのハマゴウです。匂い嗅がなかったーこの赤とオレンジ色の花も沢山咲いていて可愛かったです。
群生していました。野崎港が見えてきました。野崎島の動物『野崎島には400頭ほどの野生の鹿(ニホンジカ)が生息しています。天敵となる動物が存在しないため一時は700~900頭ほどまで増加しましたが、自然淘汰により現在の数まで減少したものと見られています。また、天然記念物であるカラスバトが生息しています。』アンニョー鹿さん。
鹿にエサを与えないで下さい!『野崎島はニホンジカを間近で観察できる数少ない地域のひとつです。しかし、野崎島のニホンジカは野生の動物です。「自分だけが与えるだけなら・・・」という軽率な行動が彼等の生活を壊してしまいます。人が食べ物を与えてしまい、動物は人間は餌をくれるものと思ってしまい、やがては人を角で突いて餌を催促するなど、危害を加えるようになります。絶対に餌を与えたり、取ってあげたりすることはしないでください。』(野崎島マナーガイドブックより)野崎港に到着。集落跡が水鏡になってました。町営船はまゆうからは、子どもたちがゾロゾロと降りてきました。港には、野崎島の保全及び適正な利用を推進するため【野崎島ビジターセンター】が設置されていて、来訪者自らが安全確保のために遵守すべき事項及び野崎島の自然環境及び歴史文化の周知についての業務を行っているそうです。野崎島を離れます。旧野首教会が、
小さくなってく。
空がキレイー
舟が通った跡も。
南へ向かって走っています。
舟森集落跡の十字架が見えてきました。
南端に位置する集落跡・舟森。急潮の瀬戸を望むその場所は、かつて信仰篤き人々がひっそりと暮らし営んだ地。今はただ、急斜面に石垣が累々と並び、無人の野に五島灘の風が吹き抜ける。そんな場所を目指し、針葉樹の森を歩くトレッキングツアーもあるそうです。
詳細は【NPO法人おぢかアイランドツーリズム協会】TEL:0959-56-2646