【姫の松原】【地の神島神社】【牛の塔】in 小値賀島
小値賀島をレンタサイクルで観光中。次に訪れたのは【姫の松原】立派な石碑も一緒に写真に収めます。
と同時に飛び込んでくる黄色い標識。怖い顔の牛。この看板がある場所は、牛の通勤道路。放牧地と牛小屋を行き来する道路ですよ。というお知らせだそうです。
通勤道路か・・・ん?サボってる?
なんか一生懸命、話しかけてるみたい。(右の牛はちょっと引いてる)
あっ、応えた!
※首の動きに注目。
【姫の松原】に戻ります。小値賀島の中央、学校が並ぶ通りを抜けると、約400~500mにわたり空まで覆いつくすほどの松並木が連なっています。1675年に植林されたとの記録があるほど大切に育まれたそうです。日本の名松百選と新・日本の街路樹百景に選定されました。途中には碇石と志々伎神社があります。港ターミナルより自転車で約20分でした。次に目指したのは、古民家レストラン【藤松】です。捕鯨・酒造りで小値賀の富を築いた、旧藤松家の屋敷を改修したレストラン。広大な敷地には専用の船着場があり、傍らの砂浜にアコウの巨木、海の向こうの野崎島を一望することができます。小値賀島でとれたお野菜、新鮮な魚を、素材の味を生かした、完全予約制、コース料理のお店です。機会があれば、予約して訪れてみたいとチェックしていましたが、友達と相談した結果、今回は行くことを諦めたレストランです。しかし、サイクリングの途中にあったので、その外観だけでも見てみたいという興味から訪れ、入口の雰囲気だけ写真に撮らせてもらいました。
入口は、大きい道路から民家に挟まれた石垣が続く路地を入ったところにあり(←とてもわかりにくく、人に聞いた)全く広くないのですが、その先がお屋敷なんだそうです。
次にやって来たのが【地の神島神社(ちのこうじまじんじゃ)】です。
鳥居は「鎮真鳥居」と呼ばれ、旧平戸藩領内にだけ建てられたものです。海に向かって立つ鳥居を抜けると、正面野崎島に【沖の神嶋神社】を望めます。
遣唐使船団の航路が五島列島経由の南東 路に変更された大宝 2 年(702)と創建年が近い事、航海上の要衝に面していることか ら、遣唐使船団の航海の安全を祈って創建されたとも言われています。ここから見える景色。野崎島です。朝までこの島にいたんだな。【沖の神嶋神社】の方向。かすかに【王位石】が見えました。
そして最後に立ち寄った【牛の塔】小値賀島はもともと2つに分かれた島でした。鎌倉時代末期、2つの島の間の狭い海の埋め立て工事が行なわれ、そのときの工事で犠牲になった牛を祀ったのが牛の塔です。埋め立ては建武元年(1334)に終了し、このとき埋め立て地に作られた新田は建武新田と呼ばれ、歴史スポットのひとつとなっています。
命を尊び塔の下部には石一個に経文一文字を写した「一字一石経」約7万個が埋納されているそうです。
この後、フェリーターミナルに戻って、自転車を返却。ちょっと休憩させてもらい、待合所にあった雑誌をパラパラめくっていると、私が【地の神島神社】で撮った写真と似た構図のページがあり、思わずパチリ。
のんびり宿に向かいます。空はかなり、どんよりしてきました。そのうち雨がパラパラ、暗くなってらは、かなりの本降りを見せていました。
この日の宿【民宿 田登美】さんの夕食です。ネットで見た写真のお料理がもっと豪華だったので、ちょっと期待してしまい、正直がっかりしてしまいました。今回、田登美さんを利用させてもらった一番の理由は、港から徒歩5分という好立地。なにしろ翌日は4:50のフェリーで青方に渡る予定だったので。小値賀島の宿泊は「古民家スティ」という選択や島の民家に宿泊する「民泊」など、様々な形があるようです。公式ホームページを見ても、とても魅力的。旅の参考にぜひ♡