【哲学の道】を抜けて【法然院】へ。同志社大の学食でランチの後は今宮神社の参道で【あぶり餅】を食す。

【哲学の道】は、南は永観堂の北東方向の若王子神社あたりから始まり、北は銀閣寺まで続く疎水に沿った散歩道です。南禅寺から銀閣寺に至る疎水は、桜がたくさん植えられ春は桜、秋は紅葉で散歩する人を和ませてくれます。哲学者・西田幾多郎の愛弟子田辺元や三木清らも好んでこの道を散策したことからいつしか「哲学の道」とも言われるようになり、1972年に正式に「哲学の道」と銘々されました。
私たちは、自転車だったので、さーっと通り過ぎるはずでしたが、オレンジ色の紅葉がとてもステキなお茶屋さんを見つけ、ちょっと寄り道。
【法然院】に到着。法然院は、京都東山の鹿ヶ谷にある浄土宗の山寺です。多くの文人や学者によって、その閑寂さを愛されてきました。境内には河上肇、谷崎潤一郎、内藤湖南、 九鬼周三、福田平八郎、稲垣足穂などの墓があるそうです。山門を入ると、
両側に白い盛り砂があります。有名な「白砂壇(びゃくさだん)」です。水を表わす砂壇の間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味しています。
時期によリ、日により、いろいろな模様や文字が描かれます。この時は、イチョウの葉?他の模様も見てみたい!これだけステキな寺院なので、観光客は常にいっぱい。
背格好が同じ4人組のおばあちゃん。キヨー
ため息が出るステキさ。
今年の紅葉はどうかしら?
十分に満喫。
ランチにやってきたのは【同志社大学館内のカジュアルレストラン アマーク・ド・パラディ 寒梅館】
限定20食のエビグラタン(500円)←現在は550円くらい?
食器や味は普通の学食だなぁといった印象でしたが、中は広々していて、お洒落な喫茶店のような雰囲気でした。暖かい日なら、オープンテラス席もステキです。
そして、おやつに選んだのは、今宮神社の参道にあったあぶり餅のお店【かざりや】です。
後から調べてわかったことですが、創業400年!代々女性が跡を継いできたそうです。
修学旅行生を対象にあぶり餅作り体験が可能です。こんな風にやるのね。
1人前13本500円。温かい緑茶も付いてきます。きな粉とお餅の焦げた部分が香ばしく、白みそベースのタレもほんのりした甘さで優しい味です。1本の大きさはとても小さく、まとめれば2~3口で食べれちゃいます。通りを挟んだ向こうにも同じあぶり餅のお店【一和(いちわ)】があります。味もサービスも大きく変わりはないそうですが、一和は1000年の歴史があるんだそう。1000年って!!

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