世界遺産【金閣寺】

今宮神社の参道で「あぶり餅」を食べた後、向かったのは【金閣寺】【金閣寺】は正式には鹿苑寺(ろくおんじ)といいます。金閣寺は、古くは鎌倉時代に藤原一族の藤原公経がこの地に西園寺を建立しました。鎌倉幕府滅亡後、荒れ果てた西園寺を足利義満が譲り受け「北山殿」と呼ばれる大規模な邸宅を造営し、義満はここで政治の実権を握りました。足利義満の死後、遺言により北山山荘は舎利殿(金閣)を残して解体され禅寺となりました。禅寺の名前は義満の法名鹿苑院殿から二次をとって鹿苑寺と名付けられました。 ↑金閣寺を代表する建物【舎利殿】です。漆塗りに金箔を張ったこの建物は足利義満が造営した北山山荘で唯一解体を逃れた建造物です。残念ながら1950年の失火で全焼しましたが、1955年にほぼ焼失前の状態に再建されました。

境内(約4万坪)の半分以上を占めるのが鏡湖池(きょうこち)をはじめとする庭園です。鏡湖池には池の中に葦原島、鶴島、亀島など大小の島があります。また室町時代には足利義満に取り入ろうとした諸大名が競って石を奉納しました。例えば、畠山石、赤松石、細川石などの奇岩名石には諸大名の名前が残っています。金閣寺の西にある衣笠山を借景とした庭園は室町時代の代表的な池泉回遊式庭園で国の特別史跡、特別名勝にも指定されています。 人気の観光地で、修学旅行生や外国人旅行客も多いです。キレイな紅葉があると、何故か下からのアングルで撮りたくなってしまっていたこの頃。こんな写真がいっぱいありました。
たまに雨はパラつきますが、何故か明るく変な曇り方の天気。修学旅行生がとにかくいっぱいで歩きづらいところもありましたが、西日に照らされ輝く金閣寺、池に移った「逆さ金閣」とてもステキでした。

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