京都嵯峨野【宝筐院】&老舗の鮎茶屋【平野屋】の紅葉

次に訪れたのは【宝筐院(ほうきょういん)】京都嵯峨野にある臨済宗の寺院です。京都・嵐山の中でも、特に紅葉が美しいと定評があり、テレビ・雑誌・書籍等のメディアで幾度となく紹介されています。秋の紅葉シーズン、ピーク時には大勢の観光客が訪れるそうなのですが、この時はピークも過ぎていたので、閑散としていました。
公式サイト:【京都嵯峨野・宝筐院】また、南北朝時代の仇敵同士(北朝方の足利義詮と南朝方の楠木正行)が仲良く眠る、非常に珍しいお寺だそうです。お寺の名前である「宝筐院」は、このお寺の発展に寄与した足利義詮の院号から来ています。本堂は1917年に再建され、ご本尊の木造十一面千手観世音菩薩立像が祀られています。本堂内側から眺める紅葉は特に美しいです。
確かにとてもステキでした。でもピーク時の色鮮やかさは、格別です。紅葉をとるか、静かな趣きをとるか、悩むところです。
本堂の横には回遊式の庭園が広がっていました。宝筐院を後にして、愛宕念仏寺に向かう途中に現れた、自転車を止めずにはいられなかった惹かれる紅葉の下には、タイムスリップしたような風景がありました。老舗の鮎茶屋【平野屋】です。
茅葺屋根に重なる紅葉がとにかく見事でした。
この時は、上から眺めるだけでしたが、いつか訪れてみたい場所の一つです。

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