干し柿と木曽節に癒された木曽路馬籠宿【但馬屋(たじまや)】

香嵐渓の紅葉を楽しんだ後、向かった木曽路馬籠宿【但馬屋】友達が予約してくれていた宿でした。木曽路馬籠妻籠は、数年前の春、中山道を歩く為に訪れたことがあり、その時の印象がとても良く、いつか泊まってみたいなぁと思っていたので、とても楽しみにしていました。但馬屋は中山道・日本橋 から数えて43番目の宿場「馬籠宿」(標高約600m)に位置し、街道の長さは約600mあります。但馬屋は宿場の下入口から200mのところに位置します。お隣の宿場町の「妻籠宿」までは約8km・絶好のハイキングコースです。馬籠宿は小説「夜明け前」の代表作でも知られる文豪/島崎藤村のふるさとでもあり、自然にも恵まれ、古いたたずまいの残る宿場町です。 通されたお部屋が『干し柿の間』(←勝手に命名)で大興奮の私たち。この後も何枚、干し柿の写真を撮ったんだか・・・とりあえず赤ワインで乾杯して、ちょっと明るくなっただけで、すぐ写真撮る。夕日に照らされた干し柿。暖簾風干し柿。「私が外から、Aちゃん(干し柿)の写真撮るから待ってて」アップにもしてみる。但馬屋さんの入り口。と、干し柿。ちょっと日が暮れて、暗くなり始めた頃、突然現れた白髪の先生(おじいさん)。
暗くても「たじまや」の明かりを利用すればいいのだ、と教えてくれました。どういうこと?こういうこと???(モデル:Aちゃん)但馬屋さんの夕飯↓但馬屋の料理は新鮮な野菜や山菜を中心に調味料や出し汁にもこだわり、体に優しい料理です。炊き立てのご飯は自家製のコシヒカリを使用し、10月~11月には一番美味しい新米(コシヒカリ:初恋米)が食べられるそうです。

110年前から受け継がれている囲炉裏火です。昔は何処の家にもあり、この火でお湯を沸かしたり、餅を焼いたりと家族団欒の場所でした。私には馴染みの無い囲炉裏ですが、憧れます。

夕食後、希望者には、囲炉裏の周りで、木曽の民謡「木曽節」をご主人が教えてくれます。この日も数人の宿泊者が集まりました。「木曽節」は、古い街道に息づく、遠い先人たちの哀愁の叫びです。大正7年、当時の木曽福島村長の、伊東淳氏が木曽踊りを盆踊りとして普及させようと考えて自ら率先して木曽踊り保存会を結成したそうです。極度の睡眠不足から途中、何度も眠くなりましたが、とても覚えやすい踊りで、ステキな旅の思い出の一つとなりました。朝食は、こんな感じでした。住所:〒508-0502 岐阜県中津川市馬籠4266
電話: 0573-69-2048

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