流氷を求めて冬の知床へ
流氷を求めて冬の知床へ
女満別空港から知床へ向かうバス車内から見たワカサギ釣りのテントたち。
(株)知床ネイチャーオフィス:女満別空港から知床(ウトロ)までのアクセス
さっそく現れた流氷、流氷?もっと、海一面を敷き詰める流氷を想像していただけに、微妙な表情が隠せません。流氷は、年によって、日によって、全く違う姿を見せるのです。
知床斜里町観光協会の【オホーツク海の流氷速報】から、現在の様子がわかります。
バスと並行して走ってたノロッコ列車。
どこかのホテルで食べたミルクラーメン。牛乳とラーメン!?ちょっと抵抗があったのですが、美味しかった記憶。どこのホテルだったかは、思い出せません・・・
流氷を求めて海岸沿いを散歩する。アムール川でつくられた流氷は、ゆっくり南下して1月下旬ころ知床半島に接岸、それから徐々にオホーツク海を満たしていくんだそう。
知床・ウトロでは流氷がやってくる時期、港に留めておくと船が流氷の圧力でつぶされてしまうということから船はすべて陸に揚げられます。
知床半島の断崖絶壁は、こうした流氷の圧力(浸食作用)によって造られたものだともいわれています。
この流氷の絶景は、ここウトロ周辺の乙女の涙やプユニ岬から見ることができます。
もっと大きいのが見たいんだよなーと、ブツブツ・・・
ふと、流氷とは反対側に目をやると!エゾシカがこっちを見てた。
再び海へ目をやる。
流氷流氷・・・
これも流氷なのかしら?溶けてしまいそうな氷みたい~
現実に目を背けたい私。目は自然と山側へ移行、エゾシカ!!
あっ!逃げてく
そしてちょっと振り返る。かわいい。
夕陽台の夕日。名前のとおり、夕陽の名所です。知床国設野営場の一角にあり、若い旅人たちのデートポイントとしても人気があります。沈む夕陽が海面に朱色の筋をつくる春から秋、流氷で白く覆われた海面が黄金色に染まる冬、それぞれに美しく印象的です。
オロンコ岩と夕日。その昔、このあたりに住んでいた先住民族「オロッコ族」から、この名がついたといわれています。ウトロ港近くにある、高さが60mもある巨岩です。
170段あまりの急な石段を上っていくと頂上は平らで、岩礁が透けて見えるほど青く澄んだオホーツク海やウトロの町並み、知床連山などが広く見わたせる大好きな場所です。