【地鉈】【足付】【松が下雅湯】温泉巡り in 式根島
式根島観光2日目。ゆっくり朝食をとった後は、車で出発。最初にやって来たのは【地鉈(じなた)温泉】
V字状になった谷間にあり、急な長い階段を下ってやっとたどり着く秘境の温泉です。
地面を鉈で切り裂いたような地形からこの名前が付けられたと言われています。
海岸の岩場に湧きだす野湯で、赤いお湯の色が特徴。泉質は硫化鉄泉で、神経痛やリュウマチ、胃腸病、冷え性、関節痛などに効能があり、別名「内科の湯」とも言われています。お湯の温度は80度と高く、海水が入り込むことで入浴できる温度になるとのこと。
男女共用のため水着着用で、波が荒い日は入浴不可。というか、熱すぎて入れませんでした。
後になってわかったことですが、1日に1~2回しか入れないのだそう。なぜなら、この地鉈温泉は源泉に海水が混ざり適温にさせるので、満潮の1時間~1時間半前後のタイミングがベストだとされているんですって。(元々の源泉は80度です!)満潮の時間は日によって変わるので、式根島観光協会か宿に、だいたいどのくらいに地鉈温泉にいくのがベストなのか事前に確認するのがよいでしょう。私たちは後の祭りでしたが・・・
そして、気を取り直し、次に訪れたのがこちら【足付(あしつき)温泉】島内で唯一無色透明なお湯が湧きます。きり傷やすり傷などに効能あり、別名「外科の湯」と呼ばれています。泉質は炭酸泉。湯温は55度。昔、足に傷を負ったアシカが温泉に入っていたことからこの名が付いたと言われています。
足付温泉も、入れる時間帯が決まっているのでしょう(満潮とか干潮とか)観光協会や宿に確認してから訪れるのがよいかと。そうです、ここでも又、熱すぎて入れなかった私たち。何やってんだか。
しかし、このままでは帰れない私たち。旅3日目の最終日。地元の方に案内してもらって、リベンジの【足付温泉】
そこそこ!
やっぱ、地元の方に聞くのが一番ですよねー
入れそうなところを探しています。たぶん。
ココ?
やっと、
入浴まで辿り着きました。もちろん丁度良い湯加減です。なぜなら地元の人の案内だったからー
この日も、お昼は商店で買ったお弁当を【小の口公園】で食べました。その翌日も訪れてました。気づけば毎日でした。
午後は、展望台や遊歩道など1時間以上、歩いて過ごしました。
葉桜が、とてもキレイでした。
そして、この展望台がどこなのか、遊歩道がどこだったのか、記録と記憶がなくてご案内ができません。すいません。
自然が作り出した壮大な景色に心を奪われること間違いありません。
火山島ならではの不思議な景観を楽しめるハイキング。
公式サイト:【式根島観光協会】には、遊歩道や展望台の案内が沢山ありましたので、興味のある方はぜひ。
夜は【松が下雅湯】へ行き、星空を眺めながら、3時間くらい出たり入ったりしながら、お喋りに花を咲かせました。こちらの温泉は、漁港を隣りに望む風情あふれる露天風呂です。トイレや脱衣所、シャワーも完備していて、水着を着用して入ります。近くにある「地鉈温泉」の効能は広く知られていますが、長い階段を上り下りしなければいけない不便な場所にあるので、もっと気軽に入れるようにと地鉈温泉のお湯を引いて作られたんだそうです。すぐ近くまで車が入ってこれるので、お年寄りやお子さんも安心して利用できます。24時間入浴が可能。海を眺めながら、のんびりとリフレッシュできました。