7年寿命が延びると言われる黒たまごで有名な【大涌谷】in 箱根

4月後半、春の箱根、朝の富士山は、こんなにクッキリしていたのに、

昼前には、こんな風に雲が出てきてしまい、

それでも天気は良いので、大涌谷へお散歩に出かけました。の前に、職場だった保養所の脇の桜が、水色の空に映えて素敵だったので、足を止めます。

見上げて撮る桜、青空、隙間から覗く太陽の光・・・

花びらが透けた感じが、また好き。

満開までは、もう少し?

おそらく現在は閉鎖(←ご自身で確認をお願いします)されているであろう散歩道を歩いて、

大涌谷の煙が見えてきました。

富士山もそこにあったのですが、朝のクッキリからはだいぶ遠ざかったお姿に。雲だか裾野だかわからなくなってしまっていました。

【大涌谷】に到着です。さすが箱根を代表する観光地、沢山の人で賑わっています。

緑豊かな箱根の中で、他とはまるで様相が違う大涌谷。赤茶けた地肌、立ち枯れた木々……、あたり一面の硫黄の臭い。荒涼とした風景が広がります。

大涌谷は、およそ3,000年前の噴火によって神山(標高1,438m)が崩壊してできました。

現在もあちこちから硫化水素を含む噴煙が上がっています。そのため、樹木は立ち枯れ、岩石は粘土化して赤茶けた山肌が見えています。沸き立つ湯釜、白煙を吹き上げる噴気孔など、火山のダイナミックな活動の様子を観察できます。

地熱と火山ガスの化学反応を利用した「黒たまご」を作っているところです。

生卵を温泉池でゆでると、気孔の多い殻に鉄分(温泉池の成分)が付着します。

これに硫化水素が反応して硫化鉄(黒色)となり、黒い殻のゆで玉子ができあがるんだそう。

出来上がり♪

大涌谷には平安時代弘法大師によって作られたといわれている延命・子育ての「延命地蔵尊」というお地蔵様があり、このお地蔵様にあやかり「黒たまご」を食べると寿命が延びると言われるようになったんだそうです。(かつてはこのお地蔵様の近くに黒たまごの温泉池がありました。)「7年寿命が延びる」は7という数字が七福神など縁起の良い数字として使われるため、いつの間にか言われ始めたものです。そうです、私もこの噂(?)を聞きつけて、「黒たまご食べたいー」と騒いだものです。

帰り道の富士山。もし、大涌谷でクッキリ富士山が見れたら、それはそれは絶景なのを期待していたのですが、今回は残念でした。やはりクッキリ率は朝が断然高いです。

出会った鳥

イルミモエヨ

ここにはいないみたい・・・

コメントを残す