カンジャンケジャンの人気店・親切な夫婦の【アグランコッケラン】

今回の旅で、ぜひ食べてみたかったものの一つ【カンジャンケジャン】どのガイドブックでも、オススメとして紹介されていたし、旅した知り合いもオススメしてきたので、そんなに言うなら食べてみたいなぁということで、選んだのは【アグランコッケラン】という地下鉄3号線東大入口駅 2番出口 徒歩3分のところにあるお店。店名は「あんこうとワタリガニ」という意味で、海鮮料理が人気「良い食材を使うからこそおいしい料理が誕生する」というモットーで食材の質にこだわるお店です。

とりあえずビールで乾杯して、先に運ばれてきたおかずを食べます。キムチ、ナムル、イカの塩辛、韓国海苔、ニラをすりつぶして作られたチヂミ、ケランチム(韓国風茶碗蒸し)もありました。

カンジャンケジャン(33000w)も、殻いれの容器と運ばれてきました。写真は3人前です。店員さんが、日本語で書かれた「カンジャンケジャンの食べ方」ガイドも持ってきてくれましたー!

ちなみに、カンジャンケジャンとは、生ワタリガニを醤油ダレに漬け混んで熟成させた料理のことで、生のワタリガニを使用するので、ワタリガニの新鮮度によって味が左右されるんだそう。

まずは甲羅の中の味噌を、奥も見ながらそぎ落とし、甲羅の中で、味噌とタレをよく混ぜてから、甲羅の中にご飯を入れてよく混ぜます。付け合わせのとびこ、かいわれ大根をのせて、海苔に巻いて食べると美味しいよ、と店員さんが教えてくれました。みそと、タレと、とびこのプチプチ、かいわれ大根と海苔、全てが組み合わさって、なんともいえない美味しさです。

残りの部位は吸いながら食べていくのが韓国流なんだそうですが、なんせ日本人なもので、どうしても殻を割って食べたくて(でも超固い)殻を割るやつやカニ棒みたいなのが欲しくて、ちょっともどかしかったです。

民家を改築して作られたという、ほのぼのとした雰囲気のお店でした。満足して、お会計を済ませると、男性の店員さんが「これからどこへ行くんですか?」と声をかけてくれたので、「ソウルタワーに地下鉄で行く予定です」と答えると、「地下鉄は不便だ、遠い、ソウルタワーへ行く循環バスが走ってるから~」と、バス停までの道のりの地図を書いてくれて、バスの運転手さんに見せる行先の書かれたメモを持たせてくれました。正直、バスはハングルが出来ないとハードルが高いかなぁと、少し躊躇していたところもあったのですが、この、とっても親切でニコニコした店員さんをキッカケに、この後、思考錯誤しながら、何度もバス移動を試みたのでした。カムサハムニダ~

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