朝鮮時代にタイムスリップ【守門将交代儀式】in 景福宮

ソウル旅4日目、最終日、この日の夜、金浦空港19:20発の便で帰る予定だったので、8時過ぎホテルのチェックアウトを済ませ、最初に向かったのはソウル駅、コインロッカーに荷物を預けました。

そして、無料の必見イベント、【守門将交代儀式】を観覧するために、向かったのは【景福宮】

朝鮮時代(1392 – 1910)の王宮には「守門軍」という王宮門を警備し、国王と王室を守る専門の軍隊がありました。

ソウルの徳寿宮と景福宮で、この守門軍の交代儀式である【王宮守門将交代儀式】を見ることができます。儀式は約20分間で、それぞれに役割を持った約30人の人々で再現されます。

定刻になると、大太鼓の知らせとともに守門軍が門に到着します。次の知らせの音で門の外に移動、交代する守門将と身分確認の問答をします。守門将の号令で配置につき、三つ目の知らせの音で交代が完了します。(↓その大太鼓)

酷暑、極寒時を除き開催されており、王朝時代ならではの格調高い雰囲気と華やかな伝統衣装が目を引く人気イベントです。

交代式は2種類あるそうで、私たちが観覧したのは【守門将交代儀式】厳かな雰囲気で執り行われ、要所で打ち鳴らされる太鼓の音が緊張感を演出します。

そして、もう一つが【光化門守衛儀式】。守門将とは対照的に、守衛儀式では吹螺軍が奏でる伝統音楽が特徴で、吹螺軍と交代軍が王宮門に行進していく姿は見事な統率が取れており、圧巻なんだそう。再びソウルを訪れることがあったら、こちらも是非見てみたいなぁと思いました。

儀式は韓国語や英語のほか、日本語での解説もあり、意味合いを理解しながら観覧することができるかなぁと思ったのですが、意外と周囲の様々な音にかき消されて、よく聞こえませんでした。時間があれば、日本語ガイドツアーに参加するのが一番です。無料です。前もって開始時間を確認して下さい。

開催場所は景福宮の正門である光化門前で行われてます。儀式終了後は演者と写真を撮ることもできます。

私たちは【景福宮】を観覧した帰り、光化門のところにいた守門将と

一緒に写真を撮らせてもらいました。

チマチョゴリ、風景に溶け込んでいて素敵でした。これを着ていると、無料で入場できます。韓国文化財庁の取り組みの一つで、伝統文化を保存する為に行われているそうです。

天井の絵も素敵でしたー

コメントを残す