父島周辺1日ツアーで絶景の無人島【南島】に上陸 in 小笠原諸島
いよいよ【南島】へ上陸です。南島は父島の南西にあり、珊瑚礁の隆起と沈降によってできた珍しい沈水カルスト地形の無人島です。島自体が天然記念物に指定されているため勝手には入れずツアーに参加する必要があります。しかも、1日の入島者数も100人まで、また滞在時間も2時間までと決められています。また、ツアーに参加したからといって確実に入島できるとは限りません。南島周辺は強風が吹くことが多い地帯なので、その風が強すぎる場合は船が入江に入るのが難しくなるからです。↓その入り江だったかしら?サメが住み着いているらしいです。
上陸する前には、靴を海水で洗い流し、南島に外来種の種などが入ることを防ぎます。
上陸には東京都認定ガイドの同行が必要です。
よく小笠原のパンフレットなどに使われる南島の扇池。
こちらはカメが産卵時に上陸した時にできた足跡です。
南島では世界自然遺産認定の決め手の一つとなった【ヒロベソカタマイマイ】の半化石です。
生物というのは様々な進化を遂げいろいろな種類に分かれていくものではありますが、小笠原諸島には実に100種類ものカタツムリが生息していたことが研究によりわかっています。その範囲の狭さと種類の多さは世界でも類を見ないほどということで、世界自然遺産に登録されたのだそうです。
南島のものは一切島外への持ち出しは禁止なので、珍しいものだからといって持ち帰らないようにご注意ください。ハイ。私たちのガイドさんには「触ってはいけません」とも言われました。
言いつけは守りました。しかし、人様のブログを見ると、ガンガン持ち上げて写真撮ってました。
こちらは、
水不足で例年より干上がっているんだそう(2011年6月)
!
ヤドカリだ。
あなたも触ってはいけませんか?
日陰が全く無くて暑すぎる道のり。カメが這った跡の脇を通って扇池へ向かいます。
扇池。
南島扇池。カニカニ・・・
カニ。
魚が透けて見える。
シュノーケルやりたいけど、
そんな時間は無いらしい。
あ~泳ぎたい!
離れがたい。
また来よっと♪
扇池を後にして移動中。右端の地面に三本の枝が刺さっていますが、
カメの産卵の場所を記したものだそう。
なにげに急な岩場を登っていきますと、
だんだんいい景色♪
扇池も除々に小さく。
てっぺんからの眺め。船が通る。
ハートロック(千尋岩)も見えました。ここへ行くには森林生態系保護地域のため、入林許可を受けたガイドの同行が必要です。
扇池。キラキラも綺麗だけど、違う時間帯も見てみたいな。
あちらのT字路から登ってここまで来ました。
降りる時間です。
サメいた!
ボートを待つ。
海から見た南島。
扇池の穴。
父島へ帰ります。
丸一日遊んで、かなり疲れましたが、とても充実していて楽しかったです♪