【フレペの滝】と【オロンコ岩】そして、雨の羅臼岳登山

秋の北海道。知床方面を旅していました。

【フレペの滝】が見える東屋で。右上端にはウトロ灯台が見えます。

【フレペの滝】は、高さ約100mの切り立った断崖の途中から山々から流れてきた地下水が染み出し、海へと直接流れ落ちる滝です。年間を通して水量が少なく、しとしとと流れ落ちる様子から別名【乙女の涙】とも呼ばれています。双眼鏡を覗いてみると、本当に涙がポロポロ流れ落ちているように見えて感動。←単純

知床自然センターからフレペの滝の展望台までは片道約20分(約1km)の遊歩道が続いています。

前半は開拓時代の名残が残る森を通ります。やがて断崖に近づいてくると、入り江の強風により木々の成長が妨げられた草原に出ます。風のない日は草を食むエゾシカの群れがよく見られる場所です。←冬に訪れた時、見ました!

下の写真は【オロンコ岩】と呼ばれる展望台からの景色です。海の色がキレイで感動!気軽に登れて海と山が両方楽しめる景色に大興奮。私にとって大好きな場所となり、滞在中何度も足を運ぶこととなりました。

展望台を目指して坂道を登っていた時に見た夕日。

こちらが夕陽台からの景色です。

港に沈む。

翌日は羅臼岳登山へ。決して、山を舐めていた訳じゃないと言いたいけど?「世界遺産の百名山に登ってみたい!」という好奇心の方が勝ってしまい、【羅臼岳】を一人登山することになりました。しかし天気は下り坂。登山口へ向かうバスの中からは、川をウロチョロするクマ(本物)まで見てしまい、不安が募ります。木下小屋登山口にて、入山届けを提出し、

そしていきなり山頂写真です(笑)雨も風も強くなるし、岩は滑るし、石に書いてあるオレンジ色のマークは見えにくくなってるし、草むらがガサガサするし、クマ怖いし・・・写真なんて撮ってる暇ありませんでした。構図なんてどうでも良かった。立ち上がったら強風で飛ばされる!いちお山頂まで登ったという証拠写真が欲しかった。今ならこんな登山、絶対にやりません。やってはいけません!!

雨・・・

とっとと下山して、岩尾別温泉のホテルで日帰り入浴。すると空には虹が!

無事、下山できて、本当に良かった。

次の日。宿の近くをお散歩。奥のでっかい岩はオロンコ岩です。

クマの手提げバックを持った住民が!思わず追ってしまいました。

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