【相川技能伝承展示館】で陶芸体験 in 佐渡島
佐渡島・相川の町を散歩。海と白壁にオレンジの屋根が素敵な風景。
ベンチ以外は何もありません、海の見える【帯刀坂公園】です。佐渡が江戸幕府の直轄領となり、治世のために佐渡奉行所が設置されると、都市計画によりこの奉行所を中心とした相川の街並みが形作られていきました。そして海岸線へと人家が延びて行き、海岸沿いの集落から相川の街や奉行所へと向かう人々の通行路としての様々な坂が作られました。西坂、長坂、厳常寺坂、紋平坂、寺町坂などです。どの坂も、歴史の古さを感じさせる古い石畳でできているものばかりなのですが、この帯刀坂だけは、金山や大佐渡スカイラインへ至る道路のショートカット的な坂のため、道路の整備に伴いコンクリートの坂に作り変えられており、無機質な坂へと様変わりしたそうです。
次にやって来たのは【相川技能伝承展示館】相川に伝わる伝統工芸を学べる体験施設です。金山から採土した陶土を使う無名異焼き(むみょういやき)のロクロ体験や、古い布をネマリバタで織る裂織(さきおり)をスタッフが丁寧に指導してくれます。佐渡の作家による陶芸、裂織の作品、さらに文弥人形も展示していたそうです。おばあちゃんの顔が可愛い看板↓
ネマリバタ(地機)を使い、昔ながらの方法で織ります。
使用する毛糸。予約が必要なので、今回は見学だけでした。
陶芸体験は、ちゃんと予約をして体験してきました。
金山から出る無名異(むみょうい)の陶土を使って、つくります。
北沢窯のベテラン陶芸家が、親切に指導してくれました。
体験後。
ビールグラスを作りました。使い込むほどにツヤを増すそうです。
子どもたちの作品。トキかわいい。このように字や絵を彫り込むことも出来ます。
数日後、2作品目を作りに来た。湯呑み茶碗です。
こちらは【佐渡版画村美術館】の壁です。この建物は旧相川裁判所なんだそう。奥には【時鐘楼】も見えます。
入口に飾られた版画。
【時鐘楼】の前にある見晴台。
こちらは、地元で大ヒット【ワダコメ手作りかりんと】屋さんの看板です。もちろんお土産に購入しました。並々ならぬ固さに最初はびっくりするけれど、糖衣を着けない素揚げのみの深い味わいにはまります。
何故かひっくり返った看板。意味がわかりません。。。