バリ島で伝統舞踏鑑賞
伝統舞踊はバリの人気エンターテイメントで、レストランや劇場、寺院、屋外などさまざまな場所で鑑賞できます。もともと宗教儀礼としての位置づけでしたが、オランダ統治下でバリにきたヨーロッパ人が外国人も楽しめる舞台芸術として発展させたそうです。多様な歌舞団が活動し、その技術や個性を定期的に行われる公演で堪能できます。
まずは、大迫力のケチャックダンス鑑賞。半裸の男性50~100人が輪を描き、チャッチャッチャッと猿の声を真似た男性の合唱のみで演じられる迫力のパフォーマンス。
バリ舞踊の中では珍しくガムランなどの楽器を用いないのが特徴です。
ラーマヤナ物語をベースにしたストーリーは舞踊初心者にも分かりやすくなっています。
記念撮影。
その後、レストランへ行き、
ミニ王宮料理を食べながらの
レゴンダンス鑑賞。バリの王国時代に宮廷舞踊として生まれたレゴンダンスは見た目も印象も一番華やかです。
チョンドン(宮仕)役の成人になる前の少女によって踊られる舞は妖しく、そして美しく、思わず目が釘付けです。
翌日は、バロンダンス鑑賞へ。
日本の獅子舞のような風貌のバロンは森に住む聖獣です。
善と悪、2つの世界が拮抗し合っているからこの世は成り立っているというバリ人の宗教的理念から、
悪の象徴・魔女ランダと対立する姿が描かれます。
決着のない戦いが続くのが特徴です。
生演奏でした。