【いなか浜】で見たウミガメの産卵&1棟貸切宿【屋久の子の家】
この日は一日レンタカーをして、屋久島ぐるっと一周観光を楽しみました。【ロッジ八重岳山荘】のプライベートリバーには雲が映し出されステキな一日の始まりの予感!
まず最初に向かったのは、この日の夜のメインであるウミガメの産卵地【いなか浜】です。
わかりやすい絵で描かれたウミガメ産卵の案内看板がありました【アカウミガメが産卵のために上陸し始めるのは、5月から。6月から7月中旬にかけて産卵のピークを迎え、最盛期には全長1m以上の大きなアカウミガメを一晩で20頭以上も見ることができます。アカウミガメが砂浜に上がってくる主な時間帯は、午後9時過ぎから午前3時頃。砂浜を歩きまわって産卵に適した場所を見つけたら、 まずは体が入るほどの大きな穴を掘り、続けて卵を産み落とすための穴を掘ります。 そこでピンポン玉くらいの大きさの白い卵を産んだら、器用に砂をかぶせてまたゆっくりと波打ち際へと戻っていきます。卵は2ヶ月程度でふ化するので、7月の後半から9月には子ガメが海に帰っていく場面に出会うことも可能です。】
次に車は世界遺産でもある【西部林道】を走り、ヤクザルとのご対面です。やっぱり動物も自然が魅力的。夢中になって近づきすぎ威嚇されました。
植物園にも行きました。
ちょうちょも飛んでいました。
この日の夕日はこんな感じ。この日の宿【屋久の子の家】のおじさんオススメの場所です。
ピンク色の夕焼けが素敵でした。
~屋久島の森を語る時、欠かせないご主人がいる宿~という紹介を雑誌で読んだ時(なんだか面倒臭そうだなぁ)と思ったのが最初の印象だった【屋久の子の家】しかし、ついうっかり食事時のご主人の話(ヤクザルやヤクシカやウミガメの話)に引き込まれ、あげくのはてには手を挙げて質問までしていました。屋久島滞在最後の一泊をこちらの宿にして本当に良かった、と思いました。朝晩の食事は、窓の外の景色(いなか浜)を眺めながら、
テーブルを囲んで、宿泊者みんなで食べました。
これは朝食。夕飯の写真はありませんでした。
現在、【屋久の子の家】は1日1組限定の1棟貸切型の宿になっていました。地杉を使用した木造建屋のバルコニーを備えた、東シナ海が一望できる宿に変わりはありません。家族や仲間と一緒に、まるでそこに暮しているかのような滞在スタイルで屋久島を楽しんでいただきたいというコンセプトだそうです。ホームページはこちら⇒【屋久の子の家】
【屋久の子の家】に宿泊した日の夜は、ウミガメの産卵を見るために宿から歩いて【いなか浜】へ行きました。待ったかいがあって、ウミガメの産卵の一部始終を見ることができ、とても感動しました。そのおかげで頭の中はカメ一色!縄文杉は何処へ行ってしまったような・・・
屋久島を離れる日、最後にもう一度【いなか浜】を訪れると、そこにはウミガメが産卵をし終えて海に帰っていく時に這った跡が残されていました。
昨晩見たウミガメの様子を思い出しながら絵を描いてみました。
私たちはウミガメ観察会に参加したのですが、2020年は【新型コロナ対応】により全面的に中止となっているそうです。普段なら2000円で参加できる観察会です。ホームページはこちら⇒【永田ウミガメ連絡協議会】