リスと朝食を?!【八幡野温泉郷 杜の森 きらの里】in伊豆高原

数年前になりますが、伊豆高原【 八幡野温泉郷 杜の森 きらの里】に泊まりました。お値段が安くてもだいたい¥20,000以上(1泊2食付)の設定の為、私たちにしては奮発した宿ではありましたが、とても素敵な宿だったので、少し紹介させていただきたいなぁと思います。
まずは「きらの里」村長より
『おかえりなさいませ、ようこそ里山へ。山、田畑、池、小川・・・。六六〇〇坪の敷地にあるのは、日本人が心の中に描く、里山の原風景です。まずは、「きらの里」のゆったりとした時の流れに、静かに身を委ねてください。自然の中に身を浸し、自然の気を受けると人は、都会での生活にはなかった「何か」を求め始めます。自らの手足を使い、額に汗して農作物や焼き物をつくる。地元の人々とのふれあいを通じ、自然とともに暮らす知恵を授かる。出会った人々と、何気ないコミュニケーションを楽しむ・・・ 等々。「きらの里」での「もうひとつの生活」。それは単なる「宿泊」に留まらない、むしろ「滞在」と呼ぶに相応しい悠々と過ぎる時間との日々。その滞在が、人間が本来持っているはずの力を取り戻し、内面の豊かさを育くみ感じ取る第一歩となることを願っています。
夕食は海鮮しゃぶしゃぶの「海つばき」か溶岩焼きの「山ぼうし」、海の幸と山の幸どちらか選ぶことができます。「山ぼうし」の方は国産牛やポーク、旬の野菜をヘルシーな溶岩焼きで召し上がります。熱した溶岩の上で焼かれた食材は違う旨みを引き出してくれます。素材を活かした豪快なお料理だそう。こちらも魅力的だったのですが、私たちが選んだのは伊豆近海中心でとれた旬の魚介類や野菜をしゃぶしゃぶで食べる新鮮な魚介類を中心としたメニュー「海つばき」でした。↑上写真がそのお品書き。こちらは前菜↓お造り新鮮わさびここで、問題が。メインのお料理写真、全く撮っていませんでした。この後、食べることに集中してしまった様子が伺えます・・・。宿のホームページに美味しそうな写真が沢山載っていますのでそちらを是非ご覧ください。味は間違いありません。で、私の写真はメインを通り越してデザートです。そうそう、無料で色浴衣を選べるサービスもあるそうです。ホームページには、かわいい柄の浴衣が載っていました。当時は無かったのかな?私たちの写真、あまりに地味な作務衣だなぁと思いまして・・・。この本当の田舎者のような作務衣写真はまだまだ続きます。次に客室の紹介です。それぞれ趣向の異なる四種の宿(客室)があります。
私たちは、一番お手頃価格の帳場棟に併設される宿泊棟【旅籠 八幡野】を利用しました。窓の外の景色。食事処、大浴場への移動がしやすいお部屋タイプで、古き宿場の素朴さをイメージしているそうです。ご年配の方や御足のご不自由なお客様におすすめとあります。お部屋と続く畳の廊下がステキでした。

そして朝食の時間。食事処へ向かうと、窓の外に動く子発見!(色が景色に同化していますが)

野生のリスです。かわいい~朝食どころではなくなった(笑)私たちは、窓の外のすばしっこい生き物に釘付けで写真撮りまくり。ちなみに朝食は、友達は和食(奥)↑。私は洋食↓を選びました。大きな尻尾と、丸みがかわいい野生のリス。でも、昔、伊豆大島のリス村で餌をあげた時は、集団でかかってきて(?!)意外と力があって凶暴で怖かった思い出。餌もらうのに必死だったんだろうな。・・・で、何だか気になったので、伊豆大島のリス村を検索してみたら、2013年頃、閉園したとの情報が。その閉園の背景には、タイワンリスが特定外来種に指定されたことや、リスの爪などによる怪我に対して客から苦情が出るようになったことがあったそうです。だって凶暴だったもーん、と思わずにはいられませんでした。でも、なんかちょっと残念です。凶暴と言えば、皆さんご存知、野生の猿もかなり凶暴です。しかーし、昔、私の家族は、毎年、冬になると車で、野生の猿がたくさん出没する山へ大きなミカン箱を持ってお出かけするのが、恒例のイベントでした。そこで車のガラスをちょこっとだけ開けて、野生の猿にミカンを手渡しするのです。ミカンをもらった(というより奪い取られるイメージ)猿は器用に人間のように皮をむいたり、半分に割って中身だけきれいに食べる姿に、ほれぼれし、飽きずに永遠と、猿にミカンを手渡しする→猿がミカンを食べる→その姿を見て喜ぶ→猿にミカンをあげる→・・・を繰り返す家族。なんか超楽しかった思い出です。道路に寝そべる屋久島のヤクザルもかわいかった。写真に夢中になり近寄りすぎて威嚇され、友達に引き戻されました。京都の山では、観光客のカバンに飛びつく猿を見て、遠巻きに離れました。野生の猿が温泉に入る姿で有名な観光地にも行きました。サル年だったので年賀状の写真に使いました。話しがそれ過ぎたたので元に戻します。リスです。ツーショットが撮れるくらい近くに来てくれてご満悦の友達。次に、源泉掛け流しの貸切風呂の紹介です。きらの里には趣き異なる3種の貸切風呂があります。予約は不要でいずれも無料。案内板の「空いています」の札がかかっている時は、いつでも利用できます。私たちは巨石をくりぬいた豪快な湯船【壱の湯】を利用し、自然に包まれた温泉を満喫しました。もちろん大浴場もあります。広い敷地の中央に位置する大湯殿。二本の自家源泉から、惜しみなく注がれるかけ流しの湯は別名美肌の湯とも呼ばれています。高アルカリ性泉質でなめらかなお湯を季節の中で楽しめます。寝風呂や内風呂、壷風呂、打たせ湯、源泉掛け流しの露天檜風呂などがあり、湯上りには、牛乳または乳酸菌飲料が無料でいただける嬉しいサービスもあります。
懐かしい遊びがいっぱいの敷地内。これも遊びの一つ?村人コスプレ野ウサギもいました。触れ合い好き。上のランクの客室があちら。いつかは泊まってみたいです。
古民家を思わせるしつらえの村役場の役割を担う帳場。
里山の自然を感じながら、散策の途中にひとやすみできる足場もあります。14:00〜21:00、翌朝6:00〜12:00まで利用できます。

足湯の辺りに昔なつかしい夜鳴きソバの屋台もあり無料で食べることができます。22:00〜23:30

11月~3月の週末限定で、屋台の前でホッカホッカのお芋を焼いているそうです。私たちの時は無かったけど、あったら絶対食べてたー。冷えた手を温めながら焼き芋をほおばる。お部屋に持ち帰ってもいいそうです。16:00〜/18:30〜八幡野温泉郷 杜の湯 きらの里
〒413-0232 静岡県伊東市八幡野1326-5
TEL.0557-55-24000557-55-2400(代表)・3311・3311(予約)

20歳の時、草津の年末年始のリゾートバイトで知り合ったKちゃんと行った旅は数知れず。たくさんの宿にも泊まりました。口コミで評判の宿、友達から勧められた宿、良かった宿、微妙だった宿、意見が分かれた宿、もう一度行きたい宿・・・沢山の思い出がありますが、今回、「きらの里」で思い出した良かった宿の一つが北海道にありましたので、明日はその情報をお届けできたらと思います。

なんだかとても長くなってしまった。脱線してるから~(苦笑)

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