【四季彩の丘】と【白金 青い池】 in 美瑛

美瑛の丘めぐり。次にやってきたのは【四季彩の丘】です。小さな子どもとお母さん、ダリア畑の中を歩く家族、どこを切り取っても絵になる風景が広がっています。秋晴れの青い空。紫色のラベンダーも見ごろでした。この美しい景色は自然そのものではなく、さまざまな野菜や穀物、お花など、人の営みがあるからこそ、このパッチワーク柄の景色になるのだそうです。

トラクターバス「四季彩 ノロッコ号」は丘の景色と大雪の山と花を見ることができる大人気の乗り物です。途中、美しい花畑をバックに記念撮影も楽しめるそうです。私たちが訪れた時には、あったかどうかわからないのですが、敷地内に「アルパカ牧場」もあるらしいです。かわいいアルパカたちは四季彩の丘のマスコットで、エサやりも可能。間近で触れ合うことができるそう。おっとりとした雰囲気と愛くるしい表情が魅力のアルパカたち。通年営業しているそうなので、機会があれば訪れてみたいです。また、レストランも魅力的。メニューはほとんどが一からの手作りで、野菜とお米は自社生産、地元産、国産を心がけているそう。美瑛町で朝集荷された新鮮な牛乳から作ったオリジナルのソフトクリームも人気!とあります。絶対おいしいー!!もちろん、レストランからは丘の景色と大雪山連峰が一望できるはず。

公式サイト:展望花畑 四季彩の丘

次に向かったのは【白金 青池】です。整備された遊歩道を歩いて、徐々に姿を現すキレイな青。昔は無かった観光地。私の中では突然、名乗りを上げだしたイメージです。調べて見たら平成元年に出来たそう。

もともとは近くの火山が噴火し、吹き出た物が水と混ざり流れてくるのを防止するために作られた小さいダムみたいな物でした。水が溜まった結果、その周辺の木が水浸しになり枯れることになりました。でも、その風景がなんだか魅力的ですよね。なぜこのように青く見えるのかというと、近くを流れる滝の水がアルミニウムを含んでいて、それが池に流れる美瑛川の水と混ざり、すると、目に見えない「コロイド」という物質が発生。「コロイド」が太陽光に乱反射すると人間の目に青く見える。

という訳で、近くを流れる美瑛川の方へも行ってみました。近くを流れる滝は発見できませんでしたが、川の水が青い!青池の色ということは、混ざった後。近くにありますね滝が。面白いー秋なのでトンボがよく飛んでいました。公式サイト:美瑛町観光協会

北海道の美瑛は、ホント大好きで何回も季節を変えても訪れています。一時は住みたいくらい好きでした。しかし、のちに美瑛出身のお友達と出会い、その子が「あんな田舎嫌だ。どこがいいのかしら?」と、高校を卒業してすぐに旭川へ飛び出した話し(まぁ色々な理由があるので、美瑛の街うんぬんということだけではありませんが・・・)を聞いて、そりゃ住むとなると、大変なことも、住んでみないとわからないことも、色々だよなぁと現実を少し垣間見たのでした。景色が素敵な所・好きな自然の傍に住みたい、毎日その景色を見ながら生活できたら幸せに違いない、嫌なことがあっても、その景色が自然が救ってくれそう、頑張れるに違いない、と、昔は100%に近い気持ちで、そう思っていましたが、ちょっと長く生きてきて、様々な経験をして、100%じゃない気持ちに変化し、やっぱり何事も「バランス」が大事だよな。どっちか一方に偏ってもダメな気がしています。気が付けば、やりすぎ・行き過ぎになってしまいがちな私は「バランス」を心がけることを忘れないように気を付けています。でもでもでも、突っ走って良かったなぁと思える思い出も沢山あって・・・(今回はどっちかしら?バランス?勢い?)と自問自答する日々です。いつも何が言いたいのかわからなくなってしまうので困ります(苦笑)

コメントを残す