大雪山旭岳【カムイミンタラ 神々の遊ぶ庭】散策路

先日、紹介させていただいた【ラビスタ大雪山】。ここを宿泊施設に決めた理由の一つは、旭岳ロープウェイ乗り場まで徒歩10分で行けるという立地でした。秋の北海道・紅葉を満喫したい目的で、どこに行こうか計画を練っていた時に、目に飛び込んできた【カムイミンタラ 神々の遊ぶ庭】という呪文のような宣伝文句とポスターの風景に惹かれ、その場所に行ってみたいと思っていたのです。

旭岳ロープウェイに乗って山麓駅から姿見駅まで10分間の空中散歩。日本国内で唯一、森林限界を超えて高山帯まで運行していて、森林限界の境界を眺めることができます。

公式サイト:大雪山旭岳ロープウェイ

大雪山の主峰旭岳(2,291m)は、北海道で一番高い山。日本で一番遅くまで残雪が見られ、最も遅く花見ができ、一番早い紅葉と初雪を見ることができます。終点の姿見駅から散策路があり、雄大な山々や高山植物を間近で見られます。姿見の池駅から姿見の池まで1周約1時間(1.7km)で、気軽に高山植物と旭岳の展望を堪能できます。いざ出発!9月中旬より紅葉と共に初雪を見ることができるとあったので、楽しみにしていたのですが、この年の紅葉はまだもう少し先のようでした。しかし、エゾオヤマノリンドウやチングルマの果穂

シラタマノキハイマツ・・・など、それはそれで十分楽しめました。

第一展望台に到着。皆、思い思いの時間を過ごしています。一部だけですが紅葉も見られます。ロープウェイ駅が少しずつ小さくなってハイマツと当麻岳チングルマと旭岳リンドウと蝶々、ハイマツと私。整った散策路ではありますが、登山靴または、底が厚めの靴、レインウェアまたは、雨風をしのげる長袖の上着などの装備は必要です。姿見の池に到着。鐘があります。もちろん鳴らします♪角度によってはハート型に見える姿見の池大自然の中でのんびり佇む時間。そして、ずーっと気になっていた、モクモクポイントこのくらい近くまで行けました。噴気孔からはもの凄い勢いで硫黄を含んだ煙が噴出していました。噴煙口近くの温度は200度に達するところもあるそうです。

噴気孔を後にして、現れたこの世界が、私がポスターで見て行きたいと思っていた景色の場所「カムイミンタラ 神々の遊ぶ庭」でした。北海道の屋根と言われている大雪山国立公園は、北海道の最高峰・旭岳(2,291m)を主峰とする黒岳などの大雪山連峰や、十勝岳・トムラウシ山などの山々が連なる、面積約23万haの日本最大の国立公園で、かつてアイヌの人々はこの地を「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼び、敬っていたんだそうです。散策も終盤へ。すり鉢池と鏡池を合わせて夫婦池と呼ぶそう。こちらは満月池。約2時間をかけて散策してきました。所要時間の倍です。楽しかったです。次回はもっと紅葉しているところを見てみたいな。そしてこの時は初級コースのトレッキングでしたが、上級の旭岳山頂を目指すコース(3時間半)も魅力的です♡今の私に歩けるかどうかは置いといて・・・

コメントを残す