波照間島オススメ【西浜】と【あやふふぁみ】そして【パーラーみんぴか】のかき氷♡

2017年3月、8年ぶりに八重山諸島(石垣島・波照間島・西表島・竹富島)を8日間かけて旅しました。20代の頃は、世の中でキレイと言われる海を全てこの目で見てみたい気持ちが強く、お金を貯めては、時間を作っては、旅ばかりしていました。私が旅に求めていたのはキレイな海、見たことのない景色、大自然、絶景・・・、その頃の私は、旅に人との出会いを求めてはいませんでした。しかし、旅の途中、親切な人々との出会いが沢山あり、最初の一人旅で訪れた八重山(石垣島)で出会った方との縁が、20年以上続いているという現実。一人の人との縁が、枝分かれして、いくつもいくつも繋がっていき、新たな景色を見せてくれたり、目に見えない豊かさを私の心にもたらしてくれていると感じています。人との出会いがあった八重山だったから(もちろんそれ以外の八重山のステキ要素も色々と合わさって)、その後、もう数え切れなくなるくらい何度も足を運ぶことになったのだと思います。

さて、前置きはこのくらいにして、その縁が繋がっている波照間島のご紹介。飛行機は、行きはANA羽田7:25発、石垣10:55着の直行便、帰りはJAL石垣19:25発、羽田22:00着の直行便、使用期限が迫ったマイルがあったので、違う航空会社の、出来るだけ現地に長く滞在できる時間帯を選びました。

マイルが無かったならば、私は【トラベルコ】で検索して安くて条件のあったチケットを根気よく探しまくります。【国内】【国内航空券+ホテル】で、必要事項を入力していきます。ホテルは1泊分を指定。八重山旅は、基本、島めぐりになるので、石垣島に7泊もする必要はありません。宿は多く、夏でもないこの時期は、よっぽどのことがない限り、どこかしらに泊まれます。リゾートホテル・ビジネスホテル・民宿・ゲストハウスなどの安宿、選択肢は沢山。トラベルコでちょっと検索してみましたが、3月半ばくらいの8日間で石垣島の往復チケット、石垣島の安宿1泊付きで5万弱でした。私的にはちょっと高いです。もう少し前に予約できたなら、早割りとかで、あと1万くらいは安く行けるのではないでしょうか。。。たぶん。私はいつも片道飛行機2万円弱を目安に石垣へ通っていましたー

石垣島空港からは、離島への玄関口である離島ターミナルへは、路線バスで約40~50分/540円。タクシーだと30分/約3000円はするので、安く行くなら路線バスのほうがおすすめです。

波照間島へのアクセスは高速船とカーフェリーがあります。高速船なら【安栄観光】のホームページをご確認下さい。片道3550円(所要:60~80分)。カーフェリーは火・木・土および第2・4の金曜日、いずれも1日1本で、片道1540円(所要:2時間)。所要時間が少なく、1日に何本も出ている高速船の方が快適ですが、フェリーに比べると欠航率が高いのが欠点です。料金もカーフェリーの倍近くかかるので、特に冬季の旅行で確実性や料金を重視するのであればカーフェリーがおすすめですとも言われていますが、私は帰りのカーフェリーで、ありえないくらいの船酔いを経験し(まぁ高速船が欠航するくらい波が高かったからなんですけどね・・・)その時、乗船していた人、全員といっていいくらい皆が吐きまくっているという恐ろしい地獄のような光景、手にはエチケット袋を離せず、階段の壁にもたりかかり、うつろな目で遠くを眺め、一刻も早く石垣に辿り着いてくれ、と切実に願うのでした。ですが、天気は運です。怖がっていたら、どこにも行けないのもわかっています。幸い私は、船酔いの怖さよりも、ステキな景色に出会いたい気持ちの方が勝るので、いつでもどこでも、その2日後くらいには、西表島行の船に乗っていましたー。

で、そのステキな景色とは、ほど遠かった波照間島きっての観光地、西浜↓

こんな曇り空にも関わらず、この海の色のキレイさよ。

にしても、あまりにも暗い雲です。

そういう時は、空の面積を少なくして、緑多めに入れてみたりすると、あら♪

翌日は、島在住の友達と、ランチへ。波照間島にある食堂【あやふふぁみ】は草木染め雑貨ショップも併設しています。営業時間は、11:30~15:00で夜は営業していません。不定休です。スーチカ(塩豚)定食 ¥ 900(税込)を食べました。石垣島産の豚三枚肉(皮付き豚バラ肉)の塩漬けをボイルした昔の沖縄の保存食。豚の脂身と皮を美味しく味わえる料理です。お好みでシークワーサーポン酢をつけて食べます。とにかく美味しかった。他のメニューも魅力的でした。

お茶をする為に立ち寄ったのが【パーラーみんぴか】土産屋さん「モンパの木」のとなり、西浜が見渡せる場所にあります。入口にはブーゲンビリアが咲き乱れ、道を挟んだ向こうにはさとうきび畑が見えました。美しい西浜を見つめながら島の時間に浸っていると、南の果ての開放感に満たされること間違いなし。私は西浜には目もくれず、友達との久しぶりの再会に、おしゃべりが止まらず・・・。(写真は2008年の時のもの)

注文したのは、お店のオススメ「波照間黒みつスペシャル」きなことミルクと黒みつがかかったカキ氷です。氷っぽくなくて美味しい!と当時(2008年)の日記。この時は「杏仁豆腐」を食べたんです。何度も訪れている場所だと、ついつい写真撮るの怠りがちです。

そして、せっかくの波照間島紹介を、どんより曇り空の西浜で終わらせる訳にはいかず、昔の写真を引っ張り出してきました。12月の波照間島。

泳ごうと思えば泳げるくらいの気温でした。

ハテルマブルーと呼ぶそうです。

西浜の入り口

波打ち際に付ける足跡。

消えた。

西浜から製糖工場(サトウキビから黒糖を作る工場)へと続く道。

製糖工場でバイトしていた時は、お昼のお弁当はいつもこの海を眺めながら食べました。今思うと、贅沢すぎるランチです。

最後に、波照間島、初上陸の時の写真も引っ張り出してきました。変わらないキレイさの海と、変化していく私。仕方ない。

宿は、素泊まりの宿【ゆったい&ラグーン】です。ラグーンの方に泊まりました。お値段4000円前後。ホームページでご確認下さい。ゆっくり休める客室、清潔で使いやすい共用設備が、私好み。部屋は寝るだけ。食事のサービスも無いので、島の居酒屋さんへ行ったり、売店の刺身や惣ざいを買ったり、共有キッチンで簡単なものを作って食べたりしました。(下の写真は居酒屋あがんで食べた天ぷら定食)

あ、そういえば、この共有キッチンで出会った、島で三線を習っていた男性と、この数日後の西表島で再会し、なんと、宿で、三線を教えてもらうことになったのです。この旅のどこかで、三線体験をしてみたいと考えていた私にピッタリの出会いでした。東京に帰宅してすぐ忘れないうちにと、ネットで三線を購入、今も独学で触っています。それもこれも三線の基礎を親切に教えてくれた男性のおかげです。名前は忘れてしまいましたが(←サイテー)ステキな出会いに感謝せずにはいられません。

少しは観光地も紹介せねば。誰もが通る道【日本最南端の碑】

遠くに見える建物は、星空観測センター。手前には日本全国から集められた石が飾られています。

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