韓国最大の古宮【景福宮】
守門将交代式を見終わり、3000wでチケットを購入【景福宮】に入場します。観光客がいっぱいすぎて、挫けそうですが、せっかくやって来たので、負けません。さーっと通り過ぎたい気持ちを抑えて、一つずつ観覧していきます。
【興礼門】光化門と勤政門の南北の中心軸線上に位置する2階建ての建物。李朝の正宮である景福宮は古代東洋の制にしたがい、全部で3つの大門があります。1つめが外側を代表する光化門、2つめが景福宮全体の大門である興礼門、そして3つめが朝礼が行われていた勤政殿の出入口である勤政門。ふだん宮殿の外から勤政殿に出入りする時は、光化門と興礼門、勤政門を通ることになります。また興礼門と勤政門にわたる空間は王を護衛する兵器や軍事訓練を担当する近衛隊が配置された場所。こちらで王の安全が最優先されていました。
【勤政門】景福宮の正殿である勤政殿の正門。勤政門は国家の大行事がある時にのみ使用され、普段は門が閉じられていました。臣下は武班と文班に区別され、文班は東側の日華門を、武班は西側の月華門を使用していたそう。
【勤政殿】景福宮の正殿。
名称には「勤勉であって初めて国民を統治できる」という意味が込められています。
李氏朝鮮時代から、歴代の王の即位式や朝賀が行われていました。
国宝に指定されている勤政殿は韓国最大規模の木造建築でもあり、
天井に描かれた竜の画は迫力満点!
【思政殿】は、勤政殿の後方に位置し、国王が御前会議を行い、各種政策を決定するなど臣下と国事を行っていた便殿(王が居住し、執務を行った宮殿)のひとつ。
勤政殿が国家の公式儀式が行われる空間に対し、思政殿は王がだん居住しながら政事を見きわめていた便殿でした。思政殿の名前には「国王が深く考え、国を治めなければならない」という意味が込められているそうです。
はい、もういつものことですが、ここが何処なのか、さっぱりわからなくなってきました。
この時、私たちが心惹かれて夢中になっていたものは、何を隠そうコレです、コレ屋根の上の「守り神」
もちろん寄ってもみますし、
Wで収まることに、地味に興奮。
【康寧殿】国王が生活する内殿の中心となる建物で、国王が仕事を終えた後に寝室として使われていた場所。
国王が健康で安らかであれば人民も安らかでいられるという意味から名前がつけられた。
【交泰殿】康寧殿のすぐ後ろにあった王妃の寝室で、中宮殿の建物。王妃の住まいなだけに、景福宮の中で最も華麗に飾られ、表は両儀門で康寧殿と通じ、裏には人工庭園である峨嵋山が広がっています。
王妃はここに居住し、内命府のさまざまな仕事を処理していました。交泰殿の名前は陰陽が調和を成す易経の泰卦からとられた名前と言われています。
【峨嵋山】人の手によって造られた交泰殿の裏庭。韓国では昔から庭に花壇を造ったりせず、裏庭のほうが充実していました。峨嵋山は中宮殿の深い裏庭で、誰もが出入りできるという場所ではありませんでした。傾斜面には長く整えられた石を4段に積んで花壇を造り、段の上には梅、ボタン、ユスラウメ、クロフネツツジなどの花の咲く木や松の木、エノキ、ケヤキなどを植え、園林が造られました。その間には石鉢、日影台、石蓮池、洗心台(心を洗い清める場所)などの造形物が置かれています。
【慶会楼】は国王と臣下が参席する重要な宴会や外国使臣を接待する宴会場でしたが、誰もが自由に出入りできる場所ではありませんでした。
慶会楼は国王と臣下が出会いを楽しむ場所という意味からつけられた名前です。
池の真ん中には2つの島があり、東側にある四角い島に慶会楼があり、景色もとてもいいところとなっています。 2005年からは特別観覧が開始され、内部の観覧には事前予約が必要です。
10000w紙幣の裏面にも描かれており、韓国人にとってもなじみの深い建物です。