世界遺産の島【旧野首教会】と絶景ビーチ【野首海岸】

【野崎島自然学塾村】の校舎の裏手を歩き、目指せ【旧野首教会】
次々と目に飛び込んでくるシカシカシカ・・・しばらくこちらをじっと見つめて伺う様子を見せますが、その後は食事に夢中です。
野崎島はニホンジカを間近で観察できる数少ない地域の一つです。様々なバランスを崩さない為にも『絶対に鹿にエサを与えないで下さい!』とのことです。
そして目的地に到着です。集落跡を見守るように建つ旧野首教会。
青空に映える赤レンガ造りの教会は、絵画のようなたたずまいです。
禁教令下の野崎島では、野首と舟森集落の50数人全員が平戸に護送され、激しい拷問を受けました。改宗を受け入れた島民は、1873年の禁教令撤廃で信仰の自由を手に入れ木造の教会を建設。さらに野首集落では17世帯が資金を蓄え、1908年にレンガ造りの旧野首教会を建てました。これら潜伏時代の様子を伝える集落跡は世界遺産になりました。外から見たステンドグラス。中が楽しみです。
西洋と日本の融合。
恒例の教会の周りグルっと散策。
鉄川与助の設計・施工により建てられました。堂内の美しいリブ・ヴォールド天井。サイドのステンドグラス前方のステンドグラス。アップにしたら、よりキレイに撮れました。マリア様後ろを振り返れば(入口方向)こんな感じの雰囲気です。教会を出て、
その先へ歩いていくと門があって、東屋がありました。夕食会場にいいとこ見つけました♪ここなら、夕日も教会も両方見れる!いったん、宿に戻ります。
名残惜しい気持ちで、この場を離れます。時間が経てばもうこの景色この色は見られません。私たちには、もう一つ、目に収めておかなければならない色があるのです。【野首海岸】
パリパリ!ここから先は、自然学塾で借りてきたサンダルに履き替えます。白くやわらかい砂浜。
果てしなく続くコバルトブルーの海。思わず海に向かって走らずにはいられなかったAちゃん。海は入ってすぐ急に深くなって、足を取られ、何とか持ちこたえていましたが、ズボンはビショビショ、転ばなかっただけ良かったです。お気をつけよ。約400mのロングビーチ。
波打ち際で鳥が二羽、餌を求めて行ったり来たりしてました。なんともいえない可愛さで、鳥好きなAちゃんは動画に収めるほどでした。いつでも名残惜しいが、戻らねば。再び目指したのは、先ほどの東屋。さっきよりレンガの色が濃く、影が強さを増す旧野首教会。
簡単にこしらえた夕食を持って、白ワインと赤ワインと氷も持って、あの場所へ。白ワインで乾杯して、小値賀産のトマトと、コロッケチーズサンドの夕飯です。こっちには旧野首教会。
こっちには夕日。目の前には、いつだってお食事タイムのシカさん。白ワインを空け、赤ワインに移る頃、夕日はいよいよクライマックスへ。沈んだら、すぐさま、宿に戻らなければなりません。時間が経ってしまったら真っ暗。塾長以外誰もいない、この無人島では全てが自己責任。危ないことはできません。とてもキレイな夕日でした。イッポイッポ!
シカさんアンニョーまた明日。お部屋に帰って手を出したのがこちら。限定に惹かれて購入した『五島灘』ロックで二人で飲み干してしまった。
後の祭り・・・

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