【レストラン年輪】&【北のアルプ美術館】そして【支那虎(しなとら)】こげ塩ラーメン!!

知床の流氷に別れを告げ、向かった先は、

JR知床斜里駅から徒歩約10分、白樺の木々に囲まれたログハウス風の建物【ペンションしれとこくらぶ】は、市街地にありながら森の中にいるような雰囲気です。1987年6月に開業。白樺やカラマツなど地元の木材をふんだんに使った建物の1階は地元のお客さんも集う【レストラン 年輪】そのレストランで一人ランチ。味は普通だった記憶(←現在はどうなのかわかりません)店内の雰囲気は温かみがあってステキでした。

こんな歩道を歩いて

次に目指すは【北のアルプ美術館】

青空と白樺

と、足跡。地元の人にとっては、雪国の人にとっては、なんてことない風景が、いちいちステキに見えてしまいます。雪に伸びる影も。

【北のアルプ美術館】という館名の由来は、山の文芸誌「アルプ」にあるそうです。「アルプ」は、哲学者の串田孫一が代表となり、詩人の尾崎喜八をはじめ、版画家の畦地梅太郎、作家の深田久弥、写真家の内田耕作等が中心となって、昭和33年(1959)に創刊された文芸誌です。

以来25年間、一貫して「自然賛歌」の世界を志し、画壇や文学界などの山を愛した作家たち約600人の絵、写真、紀行文などを発表し続けてきました。単なる山岳雑誌とは方向性を異とし、四半世紀もの間「自然に対しての畏敬の思い」を貫いた「アルプ」は、精神性の高い雑誌として全国の読者に影響を与え続け、自然を愛する多くの人々のつながりを作ってきました。(で、何故かコーヒーを↓)

そして昭和58年(1983)時代、経済の大きな変貌の中、雑誌の役目は終わったと「アルプ」は300号をもって終刊しました。最期に串田孫一代表は「遠い未来の山人へ」と題し、自然破壊と機械文明がもたらす人間の心のゆがみに対して、文学や美術がいかに無力であったかを痛恨の念をこめて語っています。しかし、今、「病んだ心」を「癒す緑」として「アルプ」の精神を次の世代に語り繋いでいこうとする多くの人たちの思いが消えてはいないことを確かめ、どんな時代にも「変わらないもの」「変えてはいけないもの」があるように「アルプ」の精神も語り継がれるものと信じています。 アルプが語り残したものを、次の世までも伝えたい—–この美術館の願いだそうです。(いただいてる私の図↓)

山好きから出会った畦地梅太郎(あぜちうめたろう)は「山の版画家」として知られているのですが、その絵が可愛すぎて好きすぎるので、いつか紹介したいなぁと思っています。マグカップや手ぬぐい、Tシャツにエプロン、とにかく魅力的なグッズばかりで、全部全部欲しくなってしまうんですー。
公式サイト:【あとりえ・う on the web】

斜里神社でお参りもしました。

夕飯は、ドラマ【風のガーデン】(←いつの時代の話でしょう・・・)の頃、黒木メイサがおすすめしていた富良野にある【支那虎(しなとら)】のラーメン。富良野市街の中心部「富良野マルシェ」から少し帯広寄りの国道38号沿いにあります。昼どきは店外に行列が伸びることも普通なので、少し時間をずらして出かけることをおすすめします。 こぢんまりとした店内ですが、カウンター、テーブル、座敷席があり、ひとりでもファミリーでも気軽に訪れることができます。いちばんのおすすめは、定番の「支那そば」800円。「魚介香る醤油ラーメン」という添え書き通り、スープをひと口すすった瞬間に煮干しの香りがふわっと広がり、一瞬で心をつかまれる一杯だそうです。中太ストレートの麺とスープの相性も良く、柔らかすぎないチャーシューも絶品。今すぐ食べたい!!

そして、もうひとつのおすすめ「こげ塩」800円。私はコレを食べた気がします。(↑上の写真)真っ黒のスープ、にんにく焦がし油の香り、人気があるお店であることがわかる美味しさでした!

住所:富良野市幸町12-6
電話:0167・23・2129
時間:11:00〜20:00(LO)※スープがなくなり次第終了
休み:月曜(祝日の場合は営業)
席数:24席(禁煙)

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