摩崖仏も有名な【大野寺】と圧倒的な存在感【西光寺】の一本桜 in 奈良

近鉄室生口大野駅から徒歩5分 【大野寺】にやって来ました。大野寺は【室生寺】(←次の次に、行きます)の末寺で、室生寺の西の大門に位置します。

境内には樹齢300年を越える小糸しだれ桜が2本と紅しだれ桜が10本程あり、桜の寺としても有名です。

小糸しだれ桜は、山門をはいってすぐ横と中程にあり、どちらも樹勢、樹形ともに美しく、他のしだれ桜と共に境内を美しく彩ります。(どれがどれだかさっぱり・・・でもそのどれもが圧巻の美しさで釘付けでした)

この2本の桜は、室生川の上流にある【西光寺】(←次に行くところ)の城山之桜が親木だとされ、桜の種が、宇陀川から流れ着き芽吹いたと言われています。糸のようにしだれた枝に花をたくさんつけていて本当にキレイです。

それほど大きなお寺ではありませんが、沢山の観光客が訪れていました。

大野寺のもう一つの見所は、宇陀川の対岸の約30mの石英安山岩に彫られた日本最大級の弥勒菩薩の磨崖仏です。

岩壁を高さ13.8mにわたって光背形(光背=後光)に掘り、その中を平滑に仕上げた上で、11.5メートルの弥勒仏立像を線刻で表したものです。

他にも大野寺のお庭では、可憐な紅しだれ桜やモクレンやユキヤナギなど、色んな花が咲いていました。

次に向かったのは【西光寺】。近鉄室生口大野駅から奈良交通バス「室生寺前」行きで終点で下車し、徒歩約30分 。(↓道中の写真、名もない一本桜)

室生寺の近くの小高い山の中腹にある融通念仏宗の小さなお寺です。

城之山桜と呼ばれる樹齢300年の優雅な枝垂れ桜の美しさにあんぐり。

徒歩だと30分近く歩かなければならないので、訪れる人はあまりいないそうなのですが、これは、絶対に見るべきオススメの桜です。

この形、枝っぷりが、カッコいい。

優雅に枝を垂らして迫力満点に咲く姿に惚れ惚れ。

隠れたお花見スポットとして楽しみにしている人も多いそうです。そりゃそうでしょうね。

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