春の一本桜も素敵だった【馬籠宿】
前日の宿は名古屋駅近くのビジネスホテル、すごく便利だったので現在は?と検索してみたら、閉館してましたー。でも名古屋なら宿は沢山ありますね。そのビジネスホテルを早朝6時半頃出発。1時間半近く電車に乗って、中津川駅へ。(当時)9時発の馬籠行きのバスで30分弱で【馬籠】に到着です。あ、ちなみにこの旅は【青春18きっぷ】を使った鈍行列車旅でした。
バスの同乗者で観光客らしき人は私の他に外国人夫婦がいたくらい。到着後も、お店はまだ開いてない時間なので、ほとんど人がいません。
前日の吉野の桜が激混みだったので、もう人がいないだけで、増し増しで素敵に見えてくる景色です。
青空に淡いピンク色と、茶色い昔ながらの町並みと石畳、最高です。
この建物は宿かしら?
窓を開けたら目の前に桜が揺れてるこのお部屋、羨ましいー
【馬籠宿】は、石畳が敷かれた坂に沿う宿場町です。
坂道の両脇にはお土産屋さんや昔ながらのカフェが並び、食べ歩きや買い物をしながら、ノスタルジックな街並みを楽しめます。
日常から離れ、水のせせらぎ、小鳥のさえずり、街道を横切る風を感じながら、過ごすひととき。
宿場の中間地点には、この地が生んだ文豪・島崎藤村の生家跡も【藤村記念館】として馬籠の歴史を伝えています。代表作品「夜明け前」に登場する永唱寺や大黒屋もあります。
もちろん、グルメも楽しめます。焼きたての煎餅や、おやきなどがあり、五平餅もおすすめです。
お店ごと味に個性があるので、お腹に自信がある方はぜひ食べ比べを!
夏の暑い時期には栗きんとん味のソフトクリームも人気だそうです。
中山道ハイキングは、まだもう少しだけ続きます。
この馬籠宿の印象がとてもよく記憶に残っていたので、数年後、友達がその宿に泊まろうと提案してくれて、泊まれた時は感慨深いものがありました。見るだけでなくって、泊まってみても、やっぱりステキなところでした。秋の馬籠宿、春とはまた違った色合いで、楽しめました。泊まると、観光客が少なくなって・・・もしかしたら、そこがポイントかもしれません。静かなのはやっぱりいいです。その時の記事はこちらからどうぞ。