パワースポット【九頭龍神社】月次祭の後は天空の社殿【箱根元宮】へ
5月半ばの箱根観光。翌日は「恋も運も引き寄せる」箱根のパワースポット【九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)】で毎月13日に本宮で行われている月次祭(つきなみさい)に行ってきました。参列すると恋愛運UPに御利益があることを友達が聞きつけ、訪れることとなりました。
その昔、芦ノ湖に棲み人々を苦しめていた毒龍を、箱根大神(はこねのおおかみ)の力を受けた万巻上人(まんがんしょうにん)が調伏し、九頭竜大神としてお祀りし、現在、九頭龍神社は開運隆盛、金運守護、商売繁盛、縁結びの龍神様として崇められています。
緑多き森の中に立つ九頭龍神社本宮には、縁結びの神様としても有名な龍神様が祀られています。月次祭は毎月13日の午前10時から執り行われています。九頭龍大神様へ日ごろの感謝と今後の願い事を祈願するお祭りで、毎回数百名が日本各地から参列しています。この時も、平日だったのですが、どこから集まったのか、とにかく沢山の参列者にビックリ。
「箱根九頭龍の森」園内にある九頭龍神社の本宮は、通常の入場料(大人500円)がかかりますが、月次祭参列者は無料だそうです。アクセスは、車両通行止めの区間があるので、普段は徒歩かモーターボートで向かうことになりますが、月次祭の日だけ伊豆箱根鉄道「箱根 芦ノ湖遊覧船」が「九頭龍神社参拝船」を運行するため、船に乗って九頭龍神社本宮に渡ることができます。多くの参拝者がこの参拝船を利用するんだそう。私たちは、乗ってない気がするー
受付でもらった御供の封筒には、もち米と小豆が入っています。
見よう見まねで湖水神事を行います。袋から手のひらに出し、龍神様へ願い事を唱えながら、半円形に広がるように湖に向かって、一回で撒きます。その後、二拝二拍手一拝でお参りします。
また、このチャンスにさらに強力なパワーと幸運を手に入れる為には、月次祭に参加した後、箱根神社へお参りする「両社参り」がおすすめなんだそうですが、訪れた形跡はありませんでした。
九頭龍みくじも引きました。
「両社参り」ではなくて、私たちが次に向かったのは、ロープウェイに乗って、駒ケ岳山頂へ。天空の社殿と呼ばれる【箱根元宮】です。
駒ヶ岳は北に霊峰神山を拝し、山岳信仰が行われたところで、その起源は、今からおよそ2400年前、聖占仙人が、神山の山神の威徳を感應し、駒ヶ岳山頂に神仙宮を開き、神山を天津神籬とし、駒ヶ岳を天津磐境として祭祀したのに始まるといわれています。
標高1356m、箱根駒ケ岳山頂の元宮は、箱根神社の奥宮として、1964年(昭和39年)再建され、以来祭祀が厳修され、四季を通して登拝者で賑っています。この時はそうでもなかった。
注連縄を張ってあるのは馬降石といい、白馬に乗って神様が降臨された岩と伝えられています。石の上の穴は降馬の折の蹄跡で、穴にたまる水は旱天にも枯れたことがないといわれる不思議な岩です。
狛犬。小さい子、気になる。
駒ケ岳ロープウェイ頂上駅です。
この時は、どんより過ぎた天気だった為、テンションも今一つ盛り上がらず。
しかし晴れた日には、駿河湾から南アルプス、富士山はもちろん、伊豆、湘南や相模湾・・・そして眼下には芦ノ湖と元箱根、箱根町を一望する光景に出会えます。
展望広場などの散策、季節による様々な草花を楽しむことも出来ます。
またいつか訪れてみたい場所の一つです。何故なら、絶景を見れていないような、、、そんな心残りがあるからー